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　新型コロナウイルスの世界的流行を受けて、世界に展開するJICA協力隊は一時帰国となっています。早期にコロナウイルスの流行が収束し任地での活動再開となる事を願っています。帰国中は、思い出を振り返る形でベトナムの様子を共有していきたいと思います。

　配属先の牧場には、ホーチミン市にある農業大学から多くの学生さん達が実習にやって来ます。写真1枚目は、学生さんが実習を終えお別れ会で重役ビン氏と別れの挨拶をしている所。日本であればこの様なお別れ会は牧場スタッフが主催すると思いますが、ベトナム流は主役の学生さんたちが料理を用意し、牧場スタッフに感謝の意を込めて招待します。この会では学生さんが鶏をしめて、鶏肉おかゆを振舞ってくれました。

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　写真2枚目は、別れを惜しむ学生さんと笑顔の素敵なアン氏が別れを惜しんでいるところ。1枚目の写真の学生と合わせて3人が、5ヶ月にも渡る長期実習を行いました。大学の教授によると、大学で十分な牛を飼育することが出来ず、この様に長期で実際の牛に触れる機会を設けているとの事で、3人の学生さんが帰った後には4人の新しい学生が実習を始めています。

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写真3枚目は、お別れ会とは別に、お好み焼きと味噌ラーメン風なべを我が家で振舞っている所。ベトナムにはバインセオというお好み焼きに似た料理があり、日本のバインセオ( お好み焼き)が食べたいと、学生さんからのリクエストに応えて日本食会を開催した時の様子。学生さん達が、材料の下ごしらえから料理を手伝ってくれ、2、3枚焼くうちから学生さん達は料理手順を写真に撮るなど、興味津々のご様子。すぐに手順を覚えてあとはお任せ状態となりました。

お好み焼きと味噌ラーメンは、共に味にクセがあるのでベトナム人の口に合うか心配でしたが、特にお好み焼きは好評で安心しました。中でも鰹節が気に入った様子で、それだけパクパク食べる人も。