JICA海外協力隊の世界日記

ZAMBIA ZAMBIVA‼

UNDOKAI~1年生組体操~

前回の記事に引き続き、今回は1年生による組体操の様子をご紹介します。

1年生の体育のカリキュラムには「Gymnastic」があるので、その時間を用いて組体操の練習を行いました。

カウンターパートの先生と相談して、組体操の演目は以下の8つの技で構成しました。

一人技:V字バランス、ブリッジ、片手支持

三人技:三段バランス

六人技:二重扇、星、大トーテムポール、ピラミッド

(上の写真は、大トーテムポールの様子です)

こちらは、おなじみのピラミッドです。

練習の中でカウンターパートの先生が学生たちにこんな言葉がけをしていました。

「一番上に乗っている人が偉いのではない。一番上の人だけが輝いているのではない。それぞれに役割があって、それぞれにしかできないことがある。組体操はみんなで協力して作り上げる、そうすることでやっと初めて完成するものなのだ。」

この言葉を聞いたとき、とても感動しました。

特別な道具を必要とせず、自分と仲間がそこに集まれば取り組めるのが組体操です。

その意味をカウンターパートの先生は深く理解してくれていることが分かる一言でした。

こちらは、おなじみの3人扇を交差させた二重扇という技です。

立ち位置や足をくっつける位置などをきちんと確認しないとバランスが取りづらい技です。

練習の中では、上手くいくようにアドバイスはしましたが、学生たちは自分たちでも話し合いながら誰がどのパートを行うかを決めていました。

手のつき方や姿勢の維持の仕方など、事故が起こらないように一つ一つ丁寧に説明しながら取り組みましたが、学生にとって組体操に挑戦することは初めての動きや取り組みになるので、頭の中は??だらけだったと思います。

練習に一度も来なかったのに当日になって初めて参加した学生もいます…笑

何においても、やらないよりはやってみた方が良いと私は考えているので、こうして実施できて本当に良かったと思います。

次回は2年生のよさこいソーランの様子をご紹介します。

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