JICA海外協力隊の世界日記

ZAMBIA ZAMBIVA‼

UNDOKAI~各競技の様子~

前回の記事でUNDOKAIを開催したことをご報告いたしましたが、今回は各競技の様子をお伝えします。

当日は、それぞれの学年でカラーを決め、学生たちは学年ごとの色のTシャツなどを着用して誰がどのチームか分かりやすいようにしていました。

ちなみに1年生が青色、2年生が白色、3年生が赤色です。

日本では縦割りで組み分けを行ったりしますが、ザンビアにはあまりその文化はないので学年対抗にしました。

縦割りを提案してみたのですが、学生たちが学年対抗にしたいとのことでした。

行った競技は、

1、クロコダイルレース(6人が縦に中腰で連なり、そのまま前に進んでいきます)

2、Removing Snake Skin(日本では「蛇の皮むき」という競技名で行われたりしています)

3、5人6脚

4、KIBASEN(騎馬戦)

5、リレー

6、綱引き

競技は、カウンターパートの先生とUNDOKAI実行委員会の学生と決めました。

日本の競技も紹介したところ、いくつも取り入れてくれたので嬉しく感じました。

ザンビアには体育の授業がない学校が多いので(カリキュラム上ではあるのですが…)体育や運動、ましてや5人6脚や騎馬戦のように他の人と協力しながら行う競技を実践することは、学生にとってはほぼ初めての経験です。

一生懸命行っていた姿を見ることができて本当に嬉しく、また感謝の気持ちでいっぱいになりました。

一つ一つの競技が、今後学生たちが教員になった時に教材を考える選択肢の一つになったらいいな…と思います。

また、全員がどれか一つの競技には参加できるように競技数を設定しましたが、UNDOKAIの経験を通して、体育はみんなが参加して良いもの、みんなで作り上げるもの、という考え方も伝えられたら…と思いました。

次回の世界日記ではパフォーマンス(組体操やよさこいソーラン)の様子をご報告したいと思います。

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