JICA海外協力隊の世界日記

ZAMBIA ZAMBIVA‼

UNDOKAIへの道②

今回は UNDOKAIへの道 第2弾 をお伝えしたいと思います。

先週、職員さんと先輩隊員さんがカレッジ(配属先)へお越しくださる機会があったので、UNDOKAI練習を見ていただきました。

ついでに写真も沢山撮っていただきました!

写真用に着用していたのは、2016(平成28)年度1次隊として駒ケ根訓練所と二本松訓練所で合同で作成したポロシャツです。(私は購入しただけです)

この日は、ウォーミングアップにラジオ体操第一を行い、その後ソーラン節の練習を初めて行いました。

※練習している「ソーラン節」は、北海道の民謡のソーラン節をアレンジした「よさこいソーラン」のことです。

UNDOKAIの中でよさこいソーランを披露するのは2学年全体の学生です。

学生たちは、慣れないリズムと独特の動きに苦戦していました。

2年生は体育のカリキュラムの中に「有酸素運動」の時間があるので、その時間をよさこいソーランの練習にあてています。

この踊りはかなりの高強度の運動で運動量も多いので、体を鍛えることにもピッタリです。

練習開始前には、イメージを掴んでもらうために動画を見せましたが、その際に学生たちは「シンプルな動きね!」と言っていました…

へー…それ言っちゃうか…笑 と内心思っていましたが、案の定実際に練習を開始してみると…

特にしゃがむ動きのところでは、やっと事の重大さに気づき、「とんでもなくハードだ…」と呆然としていました。

動きの中では、ザンビアンダンスに似た動きになってしまうところがあったりしますが、それはそれでいいことだと思います。

二つの国の文化が混ざって、また新たなものが創造されることは良いことだと思います。

海のないザンビアでよさこいソーランの動きを説明しても、学生たちからすると一つ一つの元の動きを想像することは難しいことかと思います。

しかし長い目で考えると、卒業後学生たちは教員になり、教員対象のJICAの研修などでいつか日本へ出張するチャンスが訪れるかもしれません。

その時に、この有名なよさこいソーランを知っていたら…そしてさらに踊れたら…

その時、その人と日本はまたさらに強く繋がるのではないかと思います。

さらに卒業後、学生たちが教員として働くその学校にもしかしたらJICAボランティアや専門家の方のプロジェクトが入るかもしれません。

よさこいソーランは、日本人の多くの人が名前や曲は聞いたことはあるくらい有名なものです。

それをきっかけに、今後彼らが繋がる人々の輪が広がってくれたらいいな…

体も鍛えられるし文化的にも大きな学びがある。

そう思い、よさこいソーランを教材として取り入れることとしました。

学生と一緒に私も筋肉痛になっていますが、何とか頑張りたいと思います。

開催まであと3週間です!

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