JICA海外協力隊の世界日記

ZAMBIA ZAMBIVA‼

UNDOKAIへの道①

私の配属先では、半年前にもUNDOKAIを開催しましたが、来月の24日にも開催が予定されています!

前回の実施目的は学生に参加者としてUNDOKAIを体験してもらい、一体UNDOKAIとはどんなものなのかを感じ、UNDOKAIそのものに興味を持ってもらうことでした。

なので、コンパクトバージョンとしての開催だったので、いわゆる練習期間を必要とするもの(組体操やダンス)は行いませんでした。

今回は各種競技だけではなく、学年ごとでの組体操やソーラン節の演舞も予定しています。

これからの約1カ月は、なぜUNDOKAIなのか、なぜ海のないザンビアでソーラン節なのか、最近排除されつつある組体操をなぜあえて行うのか…。

そしてUNDOKAIを通して何を感じてもらいたいのか、などを練習風景と共にお伝えしていきたいと思います。

UNDOKAI練習では、練習を通して体を動かすことを好きになってほしいという気持ちもありますが、自分がいて、また仲間がいるからこそUNDOKAIは成立する、ということも経験してほしいと思っています。

体だけでなく、心も育てる

そんな機会になればとても嬉しく感じます。

毎時間の体育の授業の終わりでは、上記のように簡単なアクティビティも行います。

写真の時は、「ヒューマンチェア」に挑戦しました。

ヒューマンチェアはみんなで心を一つにして同じ動きを同じ時に行い、相手を信頼して相手の膝の上に座り、また同様に相手からも信頼されないと完成しないものです。

1回目の挑戦の時は崩れてしまいましたが、二回目の時は何とか形にはなっていました。

学生たちが教員になった時に、今度は学生たちが自分の授業の中で生徒たちに実施してもらえたらなぁと感じます。

学生たちは大人なので、「さー、やるぞー!」と言って強引に進めようとしても、自分たち自身が納得しないと訳が分からないまま進んでしまい、その日の授業自体が意味のないものになってしまいます。

ですので、毎時間の導入部分では、”なぜそれが必要なのか”、”どんな意味があるのか”、”どの部分に意識を持っていくべきか”などを動きや練習に入る前にきちんと説明します。

質問も多く出ますが、私が上手く答えられない時はカウンターパートが代わりに説明してくれることもあります。

開催まで1カ月を切っていますが、どんなUNDOKAIになるか楽しみではありますが、ぶっちゃけ今は不安の方が大きいです…笑

ですがせっかくの機会なので、学校全体みんなで作り上げたいと思います。

と、長々と書かせていただきましたが、もしかしたら急に中止になる可能性も全くないわけではありません…笑

もしそうなったら、そうなったこともきちんとご報告したいと思います笑

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