2017/01/05 Thu
活動 生活
ザンビアから発信します。
みなさん初めまして!2016(平成28)年度1次隊としてザンビアにて活動している小平夢子(こだいらゆめこ)です。
着任してから早くも半年が過ぎました。この半年間での出来事や日々の活動のこと、ザンビアのことをお伝えしていきたいと思います。
ザンビアはアフリカ大陸の中でも南部に位置しており、周りを8つの国に囲まれた内陸国です。ジンバブエとの国境に近い街「リヴィングストン」には、世界三大瀑布の一つである「ヴィクトリア・フォールズ」があります。最近テレビで紹介されるなどして、日本でも有名になってきたのではないでしょうか?
ザンビアの人々は平和で穏やかな国民性です。また、少し見栄っ張りなところや綺麗好きなところがあるなど日本人の気質と似ている部分もあるため生活しやすいです。
気候に関しては、首都ルサカは標高が約1.200Mあり年間通しての平均気温が約20℃と、実は過ごしやすいです。アフリカに対してあつ~いイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、実は寒いときはいろいろ着こまないと過ごせません…(暑い時期は本当に暑いですが…)
私の任地は、ザンビア南部に位置する「モンゼ」というところです。(ちょうど矢印が示しているあたりです)
首都ルサカとリヴィングストンを結ぶ真ん中あたりに位置しており、ルサカからはバスで約3時間半で着く街です。
現在ザンビアには約80名の隊員が活動しています。(世界でもトップクラスの派遣者数です!ザンビアは治安が良くて平和なので、これだけたくさんの隊員が活動することができます)
日本の約2倍の面積をもつザンビアでは、隊員さんの中には首都から自分の任地まで移動するためにバスで約12時間もしくは2日かかるという人もいます。
3時間…ちょっとお昼寝したら着いてしまうなんて、近いものです。
続いて、活動内容についてご紹介します。
私の職種は「体育」で、三年制の小学校教員養成校にて体育の授業を担当しています。
写真は、私の配属先の学校です。かなり綺麗です!
国のカリキュラムには「体育」が定められていはいるけども、実際の学校現場の時間割に体育がない…ということはよくあります。
きちんとした体育の授業を受けておらず、どのように体育の授業を進めたらよいか分からない…という先生が多いことも現状です。
体育は、子どもたちの体と心を育てる大切な教科だと私は考えています。
残り1年半で学生たちと一緒に学びながら、体育科教育の必要性や重要性を伝えていけたらいいなと思います。
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