2022/04/09 Sat
活動
応援ありがとうございました。
ආයුබෝවන් .
(発音:Ayubowan.)
小玉和音です。
2021年8月13日にスリランカへ赴任し、約8か月色々な出来事がありました。
私自身、元2019年度2次隊として、南米のボリビアへ派遣されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により一時帰国しました。
そこから、約1年待ちスリランカへ派遣されることになりました。
任期が短いことから、スリランカへ渡航前から現地と繋ぎ、オンラインで活動を始めました。
最初は、慣れない言語と慣れない環境下で行っていたため、私も生徒も少し戸惑いがありましたが、その中でも、生徒たちの為にできることを探しました。
スリランカに来てからも、ロックダウン等で、外であってもスポーツが禁止されていた日々が続き、約3か月はオンラインにてストレッチや野球の指導を行いました。
(撮影時のみマスクを外しています。)
その後、外での活動が可能になり、11月には、国内大会を開催することができました。
開会式には、JICA南アジア部の坂本部長が来てくださり、ファーストピッチ(始球式)をしていただきました。
出張で、始球式をすることはJICAでも初めてとのことで、その初めてが私の活動先で嬉しかったです。
(撮影時のみマスクを外しています。)
大会後にナショナルチームのセレクションを行い、ナショナルチームの練習が開始されました。
日本人の監督(野中さん)さんと一緒に二人三脚で毎日、指導に励みました。
日本式のトレーニングを行ったり、1日中ひたすら打撃練習を行ったり、ひたすら走ったり、朝から晩までの野球漬けの日々は、最高でした。
(撮影時のみマスクを外しています。)
さらに、スリランカ初の『野球指導者ライセンス講習』にも携わり、22名の指導者が参加してくれました。
参加してくれた指導者全員、野球が大好きでスリランカで野球をもっと普及したいという気持ちを持った同志たちです。
私自身、指導者に指導する機会は初めてでしたので、良い経験となりました。
これからは、現地の指導者たちでスリランカ野球を進化させて、唯一無二のスリランカ野球を作ってほしいです。
(撮影時のみマスクを外しています。)
2022年3月からは、徐々に学校にて野球ができるようになり、コロンボ以外の地域ゴールとキャンディーでも野球の指導を行いました。
野球が盛んな地域は、コロンボだけではありません。
地方でも、子ども達、指導者は野球が大好きです。
その熱意をとても感じました。
これからも一緒に協力して自分たちのレベルを上げてほしいです。
(撮影時のみマスクを外しています。)
同時にコロンボでも学校で野球ができるようになりました。
こちらは、Ananda collegeの生徒たちです。
日本にいるときからオンラインにて活動していたので、約10か月ぶりに対面で会うことができました。
まさか、会うのに10か月もかかるとは思っていませんでした。
3地域の学校へ訪問しましたが、やはり子どもの笑顔は最高ですね。
子ども達からは元気をもらえますし、とてもやりがいを感じます。
(撮影時のみマスクを外しています。)
最後に、日本にいるときからずっと私をサポートしてくれたカウンターパートにありがとうと言いたいです。
コロナでスリランカへ行けるか分からなかった時期がありました。
その時も、一緒にサポートしてくれて、私がスリランカに来れることを信じで待ってくれていました。
彼がいなければ、オンラインでの活動や現地での活動はできていなかったですし、彼がカウンターパートで良かったです。
また帰ってくるのでその時に会えればなと思います。
長くなりましたが、私のJICA青年海外協力隊の活動の振り返りでした。
約8か月と短い期間でしたが、濃い8か月だったと実感しています。
今後は、今年の6月ごろに再度スリランカへ飛び、ナショナルチームのコーチとして仕事を行います。
9月に中国の杭州で開催予定のアジア競技大会に出場します。
これからもスリランカの野球に携われることが、とても嬉しいです。
良い成績を残せるよう頑張ります。
今後とも、スリランカ野球をよろしくお願いいたします。
それでは、皆さん
ありがとうございました!
බොහොම ස්තුතියි.
(発音:bohoma stutiyi.)
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