2017/06/23 Fri
文化 活動
Day of the African Child 2017
Day of African Child(直訳:アフリカの子供の日)という日があり、配属先のマネージャーと5人の生徒を連れてイベントに参加してきた。
Day of the African Childとは?
平等な教育機会の実現、児童労働・体罰の根絶、男女平等といったトピックを話し合う場。近隣の生徒、保護者、先生、教育に関わるもの等、様々な人が集まる大きなイベント。エンターテイメントとして、いくつかの学校が歌、ポエム、ドラマ等を披露する。カカメガで行われた今イベントは国際的なNGOが支援していた。
会場はカカメガカウンティ内のMalavaという田舎。
小さいバンに生徒含めて10人以上を乗せ、でこぼこ道をひたすら1時間以上走り続けると着く。
想像以上の土埃と揺れに生徒はノックダウン。着いた時には吐いてた(笑)
大勢の老若男女が集まっており、外国人少しはいるだろうと侮っていたら誰もおらず。。。
村人は足の先から頭の先まで私のことを見て怪訝な顔をする(笑)
こんな時に距離を縮めるのは何と言っても現地語。そうルイヤ語である。
偉い方々に「ちょっとマイク貸して」と言い、
「ムレンべ(ルイヤ語の挨拶)
以下〜スワヒリ語
こんにちは。私の名前はヨウスケです。
ルイヤの名前はワフラ(ルイヤ語で雨の意)です。
10000㎞以上離れた日本から来ました。
今日は生徒5人が日本のダンスを披露するから、彼らが上手に踊れたら拍手してあげてね!」
こんな普通の内容で、会場は大盛り上がり!!
改めて、現地の人と同じ言葉を話し、コミュニケーションをとる大切さを感じた。
イベントも中盤に差し掛かった時、彼らの出番は訪れる。
「更生学校の生徒」とアナウンスされるだけで、会場からは笑いが漏れる。
会場を見返してやれ!とばかりに見守る。
音楽が始まると会場は一気に静かになり、5人のダンスに1000人以上の視線が注がれる。
ダンスの途中にも関わらず、会場からは拍手が鳴り始める。
そして約4分の演技後、会場はこの日一番の拍手に覆われた。
ダンスの出来に少し不満そうな生徒であったけど、緊張せずよくやり切った!
観客の拍手に対して、どう反応してよいか分からない様子もかわいかった(笑)
この調子なら、来月の全国大会も期待できそうだ。
この日、約10校がパフォーマンスを行った。
全てが日本とは全く異なり、非常に有意義な一日だった。
やっぱりこの国はおもしろい。
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