JICA海外協力隊の世界日記

Muito prazer(はじめまして)!ブラジル!

うさぎ組での授業

私が活動するめぐみ学園には,小学校と幼稚園がある。2月から,幼稚園で週二回,日本語の授業を行っている。私が教えている“うさぎ組”は,23歳児のクラスである。授業では,歌や手遊び,踊りを通して,物の名前などを教えている。

教え始めたばかりの頃は,子ども達はポルトガル語の語彙も少なく,言葉を覚えるというより,手遊びをしたり,踊ったりするだけだった。それが6カ月たった今,彼らはすごくおしゃべりになった。私にもポルトガル語でたくさん話しかけてくれる。会うたびに言葉が増えているように感じる。さらに,日本語も覚え始めている。りんごを見せると「りんご!」と返してくれる。「頭はどこ?」と聞くと,手で頭を押さえて教えてくれる。言語に触れる回数が,ポルトガル語より日本語は少ないので,日本語の習得はゆっくりであるが,これからも楽しく日本語に触れることができるよう,授業を工夫していきたい。それにしても,この時期の子ども達の成長は驚くほど速い。子ども達がぐんぐん成長していく様子を近くで見られることも,私にとってうれしい時間である。

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