JICA海外協力隊の世界日記

コミヤマのpweson日記

その14 Gros Piton (グロピトン)に登った話

1年以上前から計画しながらも当日の朝になってことごとく延期されてきた、ピトン登りにようやく行ってきました。

ピトンは、Gros Piton(グロピトン:標高789m)とPetit Piton(プチピトン:標高734m)の2つの火山のことで、国旗の中心にデザインされるほどのセントルシアのシンボルです。また、2004年に「Pitons Management Area」として世界遺産に登録されてます。(参照:Pitons Management Area - UNESCO World Heritage Centre)雑談ですがセントルシアで一番高い山は、グロピトン(これは2番目)ではなくMount Gimie(マウントジミー:標高950m)という山です。

今回は比較的、斜面が緩やかで登るのが簡単だと言われている大きい方のピトンを登ってきました。

海から見たピトン.JPG

↑海から見たピトン(中央尖っているのがプチピトン、その右横がグロピトン)

日ごろ大した運動をしないうえに、比較的という部分を忘れ、登るのが簡単という言葉だけを信じて気楽な気持ちで行ったところ、現実の厳しさに倒れそうになっていました。

下から見たピトン.JPG

↑上り口から見たグロピトン(大きさが伝わるといいなぁ)

ピトンのモデル.JPG

↑グロピトンの模型(ふもとの管理区域内にはコミュニティーがあり、人が住んでいる。)

遊歩道は、整備されていますが岩がゴロゴロと転がっており、一段一段が大きく足がしんどくなりました。また、必ず付いてくるガイドさんのペースが速くついていくのも大変です。(サービス業をしているとは思えないくらい速い。)一緒に行った人は、途中でもうやめようかなと休憩で止まるたびに言っていましたが、励ましあいながらなんとか山頂までたどり着きました。

中間地点.JPG

↑中間地点での写真(プチピトンが見えます。)

DSC_5112.JPG

↑山頂での写真(セントルシア南部地域、奥には大西洋が見えました。)

山頂は、風が気持ちよくとても良い景色でした。上り2時間、下り1時間の行程で、ふもとに戻ってきた時には足がガクガクで、その後3,4日足が筋肉痛でした。

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