JICA海外協力隊の世界日記

コミヤマのpweson日記

その13 クルーズシップの話

ハリケーンシーズン(6月から11月)が終わり、観光業のハイシーズン(12月から4月くらいまで)に入りました。それにともなって、カストリーズの港には毎日大型のクルーズ船がやってきます。クルーズ船の大きさは、セントルシアにあるどの建物より高く(と思っている)、それが一度に3隻停泊することもあります。こんな狭いところによく3隻も停まるなぁと見るたびに感心しています。

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↑↑クルーズ船が3隻が停泊しているところ(手前の船は漁船、漁港がすぐ近くにある)

クルーズ船が来ると、朝の大渋滞がよりいっそうひどくなります。家から水産局までの6.5kmの距離に、いつもはバスで30分かかるのですが、船がいるときは1時間近くかかり、到着するころにはヘロヘロです。最近は朝起きた瞬間から「今日もあの渋滞にはまりに行くのか」と憂鬱で、体も重くてしょうがないです。

クルーズ船のターミナルは、水産局から100mほどしか離れていない場所にあります。船が来るときには、大量のタクシーが路駐し一気に騒がしくなり、水産局で作業している私の集中が削がれます。また、いつも近くのお店でお昼ご飯を買っているのですが、そこに人がたくさん集まり、いつもは3分で弁当を買って出てこれるのに、暑い中10分くらい待たされるようになり、ちょっとストレスが溜まります。

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↑↑水産局にある私の机横の窓からとった写真(道路に泊まっているのがタクシー)

クルーズ船が来ることは、セントルシアの経済にとって非常に重要だと思いますが、暮らしている側からすると問題というかストレスがいっぱいたまることが分かりました。以上セントルシアにやってくるクルーズ船の紹介と、それに伴うちょっとした問題(個人的な愚痴)でした。

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