JICA海外協力隊の世界日記

コミヤマのpweson日記

その1 日記始めます

はじめまして、小見山修一と申します。2022年度1次隊、水産開発隊員として活動しています。

私は大学で水産学を学び、JICAと大学の連携プログラムで派遣していただいています。セントルシアには4年ほど前に同じプログラムで、1か月ほど短期隊員として派遣していただき、今回で2回目の派遣になります。首都のカストリーズにある水産局を拠点に、調査があるときにはセントルシア各地にある漁港で活動しています。

セントルシアでの生活はちょうど8か月が経過するところです。いまだに現地の方々が話している内容がよく聞き取れなかったり、バスの乗り間違えをすることもありますが、ようやくここでの生活に慣れてきました。

最初の写真は、セントルシアのシンボルであり世界遺産のピトンという山です。

さて、セントルシアでは英語のほかに現地語のパトワ語(クレオール語)が話されています。パトワ語は、歴史的な背景からフランス語、英語およびアフリカの言葉が混ざってできたと言われています。

パトワ語の単語の一例

  • bonjou (ボンジュ) :おはよう、こんにちは
  • wi(ウィ) :はい(yes)
  • pweson (プウェソン) :魚

というような感じでフランス語の影響強めのようです。(偏ってますね。)

地元の方々の会話を聞いていると、英語で話していると思ったら突然パトワ語になったり、パトワ語を話していると思ったら実は英語を話していたなんてことが多々あります。

地元の皆さんとてもやさしいので、喜んでパトワ語を教えてくれます。教えてもらったフレーズをメモして、家に帰宅後に辞書を見ながら理解を深めるのが私のパトワ語学習方法です。

私にとって、パトワ語を教えてもらったり、逆に日本語を教えたりというようなコミュニケーションもセントルシア生活の一つの楽しみです。

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