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BOA TARDE! （ボア・タルジ：こんにちは！）

2019年7月から執筆がスタートした世界日記「ブラジルピンダのこんちゃん日記」。いよいよ今回が最終話となりました。
思い返すと、この世界日記との出会いは私が青年海外協力隊の試験を受けることを決意した頃でした。もし私が隊員として派遣された時にはどんな活動ができるのか、どんな悩みを抱えるのか、どんな成長ができるのか。そんなことが知りたくて開いたのがこの世界日記でした。先輩方の投稿を読みながら、現地での活動に胸が高鳴ったことを覚えています。
そんな憧れの存在だった世界日記を私も執筆できることになった時は、本当に嬉しかったです。そして、ブラジルの日系社会のことやブラジルのこと、日本語教師としての活動を日本のいろんな人に紹介したい！そう思って、1年半楽しみながら書かせていただきました。

協力隊の任期としては昨年の7月に終了しましたが、その後もこの世界日記の執筆を続けていたことで、微力ではありますが、どこか私の中でまだJICA隊員としてこの世界日記を通してブラジルと日本を繋ぐ活動をしているような感覚でした。なので、この世界日記を終了するということが、私にとって本当の活動終了となるのだと思っています。
最後に感謝の気持ちをここに残して、私の世界日記を終了したいと思います。

＊

約4年前、協力隊という未知の世界に思い切って一歩を踏み出したあの日から、私の人生は一気に変わりました。南米で日本語教師をすること、南米で生活すること、「いつか」やりたいと思っていたことを「今」だと信じて動いたあの時の自分に、よくやった！と伝えたいです。あの時の勇気のおかげでたくさんの素敵な出会いに恵まれました。
自分の人生でこんなにも誇らしい2年間が過ごせたのは、すべては「出会い」のおかげだと思っています。


同期隊員36人。
経歴も年齢も職種もバラバラで全員はじめましてから始まり、2ヶ月間の派遣前訓練で、朝から晩まで衣食住を共にし、楽しいことも苦しいこともすべてを共有し合った仲間です。みんながいたから2年間頑張れました。
協力隊に参加すると、素敵な同期に出会えることも大きな価値だと思います。



ピンダ日本人会の人たち。
みなさんの温かい家族のような愛情のおかげで、ブラジルにいる間一度も寂しさを感じることなく毎日幸せに過ごすことができました。変わりゆく時代の中で、みんなで助け合い、日系人コミュニティを守るみなさんの姿を通して、人生で大切なことを教えてもらいました。




日本語学校の先生たち。

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いつも向上心を持って何事も前向きに考えることができる、素晴らしい先生たち。みなさんと一緒に、学校のため・生徒のために悩んだり喜んだりした2年間は私にとって財産です。同僚であり友人でもあり家族のような、そんな存在の先生たちが、これからも自信を持って教師を続けていくための応援を続けていきます。



日本語学校の生徒たち。

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いつも楽しんで授業を受けてくれた最高の生徒たち。祝日や長期休みで会えないと恋しくなるほど愛おしかった生徒たち。みんながこれからも日本語や日本文化を通じて日本と繋がり続けてくれること、そしていつか日本に行くという夢を叶えてくれることを心から願っています。


JICAブラジル事務所のみなさん。
安全に、楽しくブラジルで活動できたのはブラジル事務所のみなさんのおかげです。特に、パプリカダンスプロジェクトの時はいろんな協力をしていただき、素晴らしい経験をさせていただきました。そして何より、コロナで緊急帰国した時。お休み返上で私たちの帰国手配やあらゆる対応をしていただき、感謝しかありません。本当にありがとうございました！




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この2年間で出会った全ての人たち、そして、私のブラジルでの活動を応援してくれた家族や友人、恩師、会社の人たち、すべての人に感謝しています。
協力隊に参加して、本当に、本当によかったです。この2年のすべてが私にとって一生の宝物です。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました！
MUITO OBRIGADA！（ムイト オブリガーダ：本当にありがとう！）


ブラジルピンダのこんちゃん日記、おしまい。