JICA海外協力隊の世界日記

コスタリカ便り

白い街 リベリア

リベリア市(Liberia)は、ニカラグア国境に接しているグアナカステ県の県都で、南北にパンアメリカン・ハイウェイが走り、国際空港もある交通の要衝です。また、太平洋側に風光明媚な海岸を有するニコヤ半島への観光拠点でもあるので、海外から多くの観光客やバックパッカーが訪れています。

また、リベリアは別名“白い街”(La Ciudad Blanca)とも呼ばれ、白壁と茶色いトタン屋根の家が連なるコロニアルな街でしたが、今ではカラフルな家が増えて、昔の面影を残す場所が少なくなったと言われています。

写真は、街の中心(セントロ)にあるモダンで真っ白なカトリック教会です。

私が住んでいるアパートは、ここから東側に10分ほど歩いたところにあり、毎朝この教会の横を通って、西側に歩いてさらに20分ほどのところにある農牧省チョロテガ地方支局に通勤しています。距離にして2キロぐらいですが、健康のために毎日歩いて通勤しています。

途中、高架になっているパンアメリカン・ハイウエイの下を通過するのですが、この付近にはマクドナルドやバーガーキングなどのファーストフード店があります。日本にいる時はよく利用していたマクド(マック)も、ここに来てから1年が経つのにまだ中を覗いたことがありません。きっと、朝食がパンに代わったからでしょう。

この写真は、Períというリベリアで一番大きなスーパーマーケットで、回りは洒落たショッピングモールになっています。また、スーパーでは首都のサンホセに比べると高いですが、KIKKOMAN醤油や中華麺などを買うことが出来ます。残念なのは最近カリフォルマニア米の姿が消えてしまったことでしょうか。

さらに歩くと、玄関前にコスタリカ国旗や星条旗と一緒に日本の国旗を掲揚している Hotel El Sitioがあります。いつも日の丸を掲げてくれているは、JICAの定宿になっているお蔭かも知れませんね。毎朝、日の丸を見ることが出来るのは、数少ない日本人居住者であるJICAボランティアにとり、とてもありがたいことです。木陰を作ってくれている大きい木は、コスタリカの国樹で、ここの県名にもなっているグアナカステの木です。

ところで、リベリアは本格的な乾期に入り、樹木の花々が咲き始めてきました。コルテスという鮮やかな黄色い花、日本の桜に似たロブレ デ サバナはこれからが見頃になります。

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