JICA海外協力隊の世界日記

はらぺこみのりむしliving inフィジー

私の配属先

Nausori(ナウソリ)は、首都Suva(スバ)から約25kmの場所にあり、ベットタウンとして発展しています。

近隣には、3つのヘルスセンターがありますが、それらには産科はなく、中核となるのがNausoriです。

Maternity(産科)を中心に、General Outpatient(一般外来)、MCH(Maternal Child Health;小児科)& FP(Family Planning;家族計画)Clinic、Special Outpatient(生活習慣病外来)、Dental(歯科)があります。

予防(ヘルスセンター)と医療(病院)の機能を併せ持ち、地域住民への保健医療サービスを提供する施設とイメージしていただければよいです。sick peopleとwell peopleをみています。

公立施設では、医療費はかかりません。施設内の薬局であれば、薬も無料です(プライベートのクリニックや町中の薬局はお金がかかります)

" Wellness is everyone's business " 

ヘルスセンターの看板には、このようなスローガンがかかれています。健康づくりは、一人ひとりの努力と心がけが大切なのです。

栄養士の業務は、大きくわけると3つ。Food service(給食経営管理)、Clinical(臨床)、Public Health(公衆衛生)です。

日本の栄養士はどちらかといえば、スペシャリストですよね。

フィジーの栄養士は、ジェネラリストです。病態栄養、ライフステージ栄養、公衆栄養・・・と豊富な知識を持ち、全ての分野を実務としてこなしています。

そんな彼らを心から尊敬し、日々多くを学んでいます。

私は、School Health Team(学校保健チーム)に所属し、管轄地域の学校巡回を中心に活動を行っています。

公用車に同僚と乗り込み、時にはwater taxi(ボート)に乗り、学校やvillage(村)へと出かけていきます。

私のカウンターパートは、毎朝「Have fun!」と、笑顔で送り出してくれます。毎日が冒険!今日も元気に行ってきます!

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