JICA海外協力隊の世界日記

タイに行きタイ!

#32 タイの中高生の定期テスト!

みなさん
おはようございます
こんにちは
こんばんは

今日も「タイに行きタイ」をご覧いただきありがとうございます✨

今日は、タイの中高生の定期テストについてのお話です。

タイの中等教育校(中学校、高校)は
2 学期制です。

前期は、5月から10月
後期は、11月から3月です。

長期休みは、
10月(約10日)と4月(約1ヶ月)です。

定期テストは、年に4回行われます。
①前期中間試験 7月中旬
②前期期末試験 9月下旬
③後期中間試験 1月上旬
④後期期末試験 2月下旬

先日、前期中間試験が終わりました。
その時の試験の様子を紹介します。

試験監督は、1クラスにつき教員2名。
生徒たちは、いつも勉強している教室ではなく、
指定された教室でテストを受けます。

科目数は、学年や学科によって違います。

試験は
中学生は2日間(火、木)
高校生は3日間(月、水、金)
です。

私が試験監督をした日本語学科の高校1年生は、試験が13科目ありました!
試験科目は下記の通りです。

_________

科目一覧
タイ語
タイ語力強化
数学
英語
英語力強化
地球と宇宙科学 
社会
タイの歴史
美術
保健体育
日本語文法
日本語読解・漢字
日本語聴解・会話
_________

試験とは少し話がずれますが…
試験の2週間前頃には、いつも服装頭髪検査があります。
服装頭髪検査は、
髪型、色、装飾品をつけていないか、爪の長さ、制服の着方、靴下の長さ、靴など
細かく行っています。
この服装頭髪検査に合格しなければ、試験を受けることができません。

もし、試験日に正しい服装で来なかった場合は、
教室に入ることもできません。

厳しさは学校によって違いますが、
私の配属先は昨年度よりも今年度になり、さらに厳しくなったように感じます。

タイにゆるいイメージを持っている方も多いと思いますが
こんな厳しい一面もあるとしりました。

この記事をみて、タイの教育の新たな一面も知っていただければいいなと思い書いてみました。

話を戻します!
1科目のテスト時間は、30~100分で、科目により異なります。
テストの合間の休み時間は、10分です。
(通常授業の際は、業間の休み時間はありません。)

テストの運営側もかなりきっちりしています。
教職員が総出で、
試験監督担当、テスト用紙管理担当、採点担当
に分かれて行います。

この用紙に、試験監督の先生のサイン、生徒の人数、座席を記入します。

17471_0.jpg

まず、テスト用紙管理担当から試験監督担当が試験を受け取ります。
テスト後は、試験監督の先生が解答用紙と答案用紙の確認、その後にテスト用紙管理担当の先生が解答用紙に不備がないかダブルチェックを行います。
終わったテストは、採点担当の先生が採点をします。

この写真のように、問題用紙と解答用紙をまとめて提出します。

17472_0.jpg

評価は、4段階評価。
1が一番低くて4が一番高いです。
評価方法は、絶対評価です。
(最終評価は、定期テスト+小テスト+授業態度などから計算されます。)
絶対評価なので、頑張っている生徒たちみんなに良い評価をあげることができます。

テストの話は、これで終わりです。

次回は、
小学生を学校に招いて日本文化を体験する活動を行ったお話します。
日本語学科の高校1年生から3年生が協力して、小学生をおもてなししました!

今日も読んでいただきありがとございます。
次回もお楽しみに✨

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