JICA海外協力隊の世界日記

マダガスカルからマナオーナ!

任期を終えて...

(↑フォルダを見返したら出てきた猿に囲まれている自分)

マナオーナ!

久しぶりの更新です。

3月末にコロナウイルスの影響で緊急帰国し、マダガスカルに戻れないまま10月に任期を終えました。

日本に戻ってからの半年間は、何をしていたのかな?と思うくらいあっという間に過ぎていました。

お世話になった人に挨拶もできず、荷物もろくに持って帰れず、活動も途中。

全てが中途半端な状況で中々気持ちの切り替えができずに悶々としていましたが、半年経って環境も変わりこれからの進路を考え出そうと思い始めました。

(↑屋久島の家の裏から見える海)

マダガスカルに1年半住んで、なんだか島が好きになったようで今は屋久島の病院で看護師として働いています。

海と山に囲まれた屋久島での生活は、虫が多くあちこち噛まれますが、マダガスカルで鍛えられたおかげで嫌な気持ちにすらなりません。

2年半以上離れていた病院での勤務に不安もありましたが、マダガスカルで異文化を受け入れる心の広さを身につけたようで、以前よりいろんなことを受け入れられるようになったと感じます。

海なし県の奈良県で育ちマダガスカルでも山間部に住んでいた私にとって、毎日海が見える環境での生活はとても新鮮でとても気分が良いです。

(↑東シナ海に沈む夕陽)

屋久島での生活にも慣れてきたので、これからはフランス語の勉強を再開しようと思っています。

訓練所でフランス語を勉強したのも、マダガスカルに派遣されたのも何かの縁だと思うので、いつかマダガスカルや他のアフリカ地域に戻りたいし、日本でも役立てる機会があればいいなと思います。

予定外のことがたくさん起こりましたが、人生何が起きるか分からないからできるときに何でもやろう。という気持ちも強くなりました。

怠けるのは大好きですが、時にはやる気を出して自分の興味ある気持ちに素直に全力で向き合って過ごしたいと思います!

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