2020/02/24 Mon
生活
#13 止まらない雨漏り
マナオーナ! 2月、季節は夏、雨季真っ只中のマダガスカルです。 雨季になって嬉しいことは、フルーツがたくさん食べられること。 雨季になって悩ましいことは、家の雨漏りがとんでもないということです。 ぽたっぽたなんてかわいい雨漏りじゃありません、壁を伝ってどばどばと流れてきます。 写真のように雨が降った翌日の道は、どう進めばいいか分からないほど悪路になります。
マダガスカルに来て二回目の雨季。 私は去年の雨季の終わりに引っ越しをしたので、今の自宅で迎える雨季は初めてであり最後でもあります。 個人的な意見として、マダガスカルに住んでいる限り雨漏りからは逃げられないと思っていました。 家に隙間が多いし、前の家でも雨漏りしてました。 最初の頃は雨漏りすると焦っていましたが、慣れてくると焦っても仕方ない。雨が止むのを待つだけ。とかなり広い心で受け入れられるようになりました。 そして、最近私の住んでいる地域は低気圧がよく通り、とんでもない大雨が降ることが多々ありました。 そして先日... 雨が降りだし、あー降ってきたなぁ、こりゃ漏れるぞと思ってると、ちゃんと家の中からぴちゃぴちゃ聞こえてきます。 もちろん一ヶ所ではありませんので、抑える気もありません。 いつもより雨がひどいなぁ、大丈夫かなぁと思っていると、新たな箇所からも雨漏りが!あら、こんなところからと思いつつ、やり過ごしていると、あれよあれよと床に水が溜まってきました。 ここまでの雨漏りというか、もはや浸水は初めてでどうしようかと考えました。 雑巾で拭いても間に合わないしキリがありません。 そこで、ちり取りで水を掬いバケツに捨てるという方法を試してみました、なんととても効率的!! もう日本に帰ると一生こんなことしないだろうなぁと思うとなんだか笑顔になりました。
大家に言って雨漏り箇所を修理してもらっても、どうせまた漏れるしという思いから大家には言っていませんでしたが、さすがにちり取り掬いレベルまで来たので、大家に相談すると、すぐに屋根に登って穴を塞いでくれました。 あらあら、仕事が早いのね、と思い感謝しましたが、その夜もまた大雨... 果たして修理の成果はいかほど!と見守っていると、今までの穴から漏れてた雨が行き場をなくし、新しい雨漏りポイントを作っていました! こうなると思いました。雨漏りからは逃げられません。
SHARE