JICA海外協力隊の世界日記

まるタイ日記

総会

9月11日と12日に、バンコクでボランティア総会が開かれました。これは、タイのJICAボランティア同士の情報交換、および事務所との交流の場としての目的を持った集まりのことです。例年2回、2月と9月に開催され、帰国隊員の活動報告やワークショップ、外部講師による講演会などがおこなわれます。
わたしがタイへ来て、今月で丸1年になりますが、民間連携ボランティア制度(JICAが民間企業と連携し、社員をJICAボランティアとして開発途上国に派遣する制度)を利用し、1年の任期で帰国する同期隊員もいます。彼女は、北部パヤオ県でウォーターヒヤシンスのかごバッグ(OTOP製品)の生産管理と販路拡大を担当していました。孤独な異国の田舎でもがき、日々悩みながらも、短い期間で結果を残した彼女の背中を追って、あと1年、わたしもトランでがんばろうと思いました。

総会では、隊員が生産に関わっているOTOP製品や、派遣先の施設でつくられている手芸品などがブース販売されています。ここでお気に入りを見つけるのも、総会での楽しみのひとつです。写真の丸いかごバッグは、北部ピチット県で手作りされたものです。わたしもバッグも、愛称が「まる」なので、縁を感じて購入しました。

委員会の委員選出も総会でおこないます。タイには、①ボランティア総会の企画・運営をおこなう総会委員会、②ボランティアドミトリーを管理するハウス委員会、③タイJICAボランティアの機関紙を作成するサバイディー委員会の3つがあります。わたしは、前回の総会でサバイディー委員になり、約半年間機関紙づくりに携わってきました。今回の総会では、完成した第37号『サバイディー』を隊員たちに配布しました。表紙の写真は、わたしが東北部ローイエット県のお寺で撮ったものです。隊員のみなさんのご協力で、内容の充実した機関紙となりました。多くの方に、楽しく読んでもらえることを願っています。

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