JICA海外協力隊の世界日記

まるタイ日記

創立記念日

7月1日は、学校の創立記念日でした。今年で101周年を迎えた、歴史あるウィチェンマトゥ学校。教職員や生徒のほかにも、卒業生や近隣校の関係者がたくさん集まりました。

この自動車は、卒業生の一人が学校に寄付したもの。スタート価格40万バーツでオークションにかけられ、その落札金額が生徒の奨学金にあてられるようです。

創立101周年の式典は、朝8時前からスタート。強い日差しが照りつける中、生徒たちは帽子なし水分補給なしで、約2時間、校庭にじっと座っていました。暑い中、辛抱した生徒たちに、先生方は、「(学校のシンボルである)ダイヤモンドのように強い子どもたちよ、よく頑張ったね。あなたたちは、どこへ行ってもたくましくやっていけるよ」と声をかけていました。しかし、中には、あまりの暑さに泣いてしまった生徒もいたそう。耐え忍ぶ生徒たちの姿に、わたしも心が痛みました。生徒の命に関わる熱中症になる危険性を考えると、はたして、こういった式典の形式でいいのだろうか、と疑問をいだく創立記念日となりました。

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