JICA海外協力隊の世界日記

コンポントムびじょん

#18 新しい視点から・・・昆虫ツーリズム?〜養殖コオロギ編5・産卵&ベイビー編〜

【虫苦手な方は注意!】

先日、またまた機会がありまして

おなじみコオロギ養殖場に行ってきました。

かれこれ5回目です。

今回はなんと43日目のコオロギ達に遭遇できました。

一体この時期のなにが特別かというと、

理由はこれ・・・

(上部画像参照)

コオロギの産卵です。

大きな養殖桶に、

湿らせた灰を入れたお皿を20個ほどセットするとのこと。

メスがお尻にある産卵管を灰に差し込み、産卵します。

通常40日目の日中に産卵するらしいのですが

個体差があるのでしょうね。

43日目でも運良く見れました!

ここでご一緒した方から質問がありました。

「コオロギは生まれてから養殖桶に放つ?

 それとも卵のまま桶の中で産卵を待つ?」

なるほど、これは確かに聞いたことがありませんでした。

オーナーさんによると、

産卵後、暗いところで1週間ほど卵を保管したのちに、

卵の産み付けられた灰を袋に包みます。

(ここでは、米袋や飼料の袋などを利用していました)

そしてその袋を養殖桶に移し、1~2日。

開封すると・・・

養殖サイクルのはじまりはじまり、です。

そう、運が重なり

1日目の新生コオロギたちにも対面できたのです。

一見するとアリのようですが、

しっかりとコオロギの形をしています。

白いものと黒いものがありますが

白いものもだんだんと黒に変わっていくそうです。

「最初は柔かい野菜などを与えるんだよ~~」

とのことでした。

来るたびに成長度合いが異なるので

新たな発見があって面白いコオロギ。

次は収穫の瞬間に立ち会いたいと願いつつ、

養殖場をあとにしました。

いつも暖かく迎えてくれる

養殖場の家族のみなさんには感謝です。

お客さんを連れていったときの現地の方の笑顔が

個人的に一番嬉しいタイミングでもあります。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ