2019/10/02 Wed
活動
#18 新しい視点から・・・昆虫ツーリズム?〜養殖コオロギ編5・産卵&ベイビー編〜
【虫苦手な方は注意!】
先日、またまた機会がありまして
おなじみコオロギ養殖場に行ってきました。
かれこれ5回目です。
今回はなんと43日目のコオロギ達に遭遇できました。
一体この時期のなにが特別かというと、
理由はこれ・・・
(上部画像参照)
コオロギの産卵です。
大きな養殖桶に、
湿らせた灰を入れたお皿を20個ほどセットするとのこと。
メスがお尻にある産卵管を灰に差し込み、産卵します。
通常40日目の日中に産卵するらしいのですが
個体差があるのでしょうね。
43日目でも運良く見れました!
ここでご一緒した方から質問がありました。
「コオロギは生まれてから養殖桶に放つ?
それとも卵のまま桶の中で産卵を待つ?」
なるほど、これは確かに聞いたことがありませんでした。
オーナーさんによると、
産卵後、暗いところで1週間ほど卵を保管したのちに、
卵の産み付けられた灰を袋に包みます。
(ここでは、米袋や飼料の袋などを利用していました)
そしてその袋を養殖桶に移し、1~2日。
開封すると・・・
養殖サイクルのはじまりはじまり、です。
そう、運が重なり
1日目の新生コオロギたちにも対面できたのです。
一見するとアリのようですが、
しっかりとコオロギの形をしています。
白いものと黒いものがありますが
白いものもだんだんと黒に変わっていくそうです。
「最初は柔かい野菜などを与えるんだよ~~」
とのことでした。
来るたびに成長度合いが異なるので
新たな発見があって面白いコオロギ。
次は収穫の瞬間に立ち会いたいと願いつつ、
養殖場をあとにしました。
いつも暖かく迎えてくれる
養殖場の家族のみなさんには感謝です。
お客さんを連れていったときの現地の方の笑顔が
個人的に一番嬉しいタイミングでもあります。
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