JICA海外協力隊の世界日記

コンポントムびじょん

#17 指差し会話帳を作ってみました〜

コンポントムからこんにちは!

お伝えしたい昆虫の話はまだまだあるのですが、

たまにはコオロギではないお話も。

秋田県公式サイト「外国人旅行者おもてなしマニュアル」及び「指差しツール」

外国人観光客とのコミュニケーションサポートツール、

"指差し会話シート"。

前職では良く目にしていたものなですが、

私自身は使用したことはありませんでした。

実際、活用されているのか・・・?

ということにすら疑義を抱いておりましたが・・・(ごめんなさい)

指差しツールからアイディアを貰う時がやってきました。

写真に写っている女性は、いつも仲良くしてもらっているバスチケット売り場の女性。

ご飯に呼んでもらったり、結婚式に招待してくれたりといつも気遣ってくれます。

とある日、彼女の仕事場で雑談をしていると、

一人の英国人男性がチケットを買いにやってきました。

彼女は英語が得意ではないからと、その場でやり取りをお手伝いしその場は解決。

そのあと、彼女が一言。

「英語ができないから、いつも他の人にお客さんが連れていかれてしまうんだ。

 トゥクトゥクやモータータクシーのドライバーが来てお客さんと話しては、

 違うチケット売り場にお客さんを連れていく。彼らには売り場からコミッションが入る仕組みなんだ。云々」と。

コンポントムでは、観光関連従事者でも英語が通じないところがあります。

そのため、以前から指差しツールのアイディアは描いていたのですが

必要性や実用性についてはハテナマークが消えずにいました。

(使っている人を見たことがなかったので・・・)

しかし今回、運良く場に居合わせることができ

両者で必要性を実感。

日本で配布されている指差しツールをアレンジし作成。

先日、やっと渡しに行くことができました。

彼女の抱えていた嘆き悩みが少しでも減りますように・・・!

帰り際、友人と電話していると

「アヤコの電話番号は日本に帰っても使えるの?」と彼女。

カンボジアのSIMカードを入れているので、

こちらで使用している電話番号はカンボジアだけのもの。

そう答えると、

「アヤコが日本に帰っても連絡取れるように、

 これを機にフェイスブックのアカウント作るよ!」

と嬉しい一言。

残り5ヶ月弱、

「日本に帰っても遊びに来てね〜〜」などなどと

頻繁に言われる時期に差し掛かってきました。

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