JICA海外協力隊の世界日記

タイ暮らしのdiary

タイ人とカレンダー

สวัสดีค่ะ(サワディーカ)

松井絵里香です。

今回は、この任期中1番の超大作と言っても過言ではない

「カレンダーづくり」

についてご紹介したいと思います。

この「カレンダーづくり」を考え始めたのは、8月ごろ。

1か月後にある出張を申請しに行こうとすると同僚から

「1か月後?! 申請するの早すぎる!!前日か当日の朝に持ってきて!」

えぇ・・。

日本で同じことは絶対言われない。

タイ人は今を生きています。

直前の変更も何でもあり。

私が少しでも見通しが持てるように、その場だけでなく計画的に授業等を行ってほしい、、との願いを込めて授業でカレンダーづくりをすることに。

そういえば、みんなあんまりカレンダーを見てないような。そもそも教室にはないし、職員室には個人の机に。

ただ、個人の机に置いてる人もかなり少ない。

考えたのは、タイと日本の12か月を織り交ぜたオリジナルカレンダー。

しかも、これまで私が美術の授業で子どもたちと作ってきた作品のおさらい。

いざ授業をしてみると・・・

あたふたあたふたあたふた

今までは、全員で同じものを作るので準備は1種類だけ。

しかし、みんなで12か月分作るとなると、1人ひとり異なる準備が必要。

でも大丈夫。

これまで作ったことのある作品だからサブで入ってる先生は要領がわかるはず!

「今日はカタツムリ(6月)とカエル(7月)を作ります。みなさん、前に作りましたね。やり方覚えていますか?」

全員:「จำไม่ได้」 (覚えていません)

あぁぁ。

やっぱそうか。

1から説明(大人に)して、それぞれに必要なものを配り、一人で大汗をかきながら授業をしました。

o1.2-7.jpg

「あー!!そこそうじゃないけど!・・まぁいいや」

「エリカ!次はどうするの?」

「もう1枚作ってもいい?」

1人ひとり違うものを作る授業は私にはまだ早かった。

S__102088815.jpg

無事3クラス分作り終えました。

完成した作品を眺めると、子どもたちの頑張りを思い出し、作ってよかったなと感じました。

完成したカレンダーはプレゼント。

S__102203398.jpg

ああ

自分がタイで過ごしてきた12か月より、カレンダーで作る12か月の方がはるかに長く感じましたが、そんな12か月も楽しかったです。

私が見本で作ったカレンダーは家で使っています。

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