JICA海外協力隊の世界日記

ブラジル日系社会からの通信

雑誌への活動掲載

COPASUL雑誌

私の活動先、南マットグロッソ農業協同組合(COPASUL)での私の活動内容がCOPASUL雑誌に紹介されました
この雑誌は全ての従業員へ配布されます。


COPASULは前例のない(初めての)日本との技術交流プログラムに参加しています」という表題です。
雑誌には、プロジェクトの内容と私のコメントが記載されました。


プロジェクトの内容は
「日本は色々な分野で私たちの手本になります、特に技術やプロセスの品質において。
これらの分野においてCOPASULは今ユニークな体験をしています。

私たちは日本政府(JICA)からの支援を通して品質管理システムの専門家をボランテイアとして受け入れ、支援してもらっています。


主な目的は品質と生産性のマネージメントに対する日本の哲学を学び、そしてカイゼンプロジェクトで従業員を育成することです。
このパートナーシップは、JICA(国際協力機構)の協力によって実現されました。これは、他の分野で行われている文化交流でなく、技術的な支援を目的としたパートナーシップです。

雑誌の目次

私のコメントの内容については以下の事が記載されました。


私がここに来て最初に感じたのは、「COPASULは素晴らしい協同組合だ」ということでした。
誰もがミッションを目指して働き、毎年成長している農業団体です。

私はここで働くことができて光栄です。
私の日本や海外での経験を活かし、品質管理と生産性向上におけるカイゼン活動をコパスルで進めたいと思っています。

いままで皆さんの職場の現場を見て、みなさんからたくさんの情報をもらいました。


私は「あなたと一緒に( Juntos) 働きます」。
私は「あなたの意見やコメントを尊重します」。

上の二つは、私が新しい場所で働く時、いつも心していることがらです。
特に海外の職場で働くときは、現地の人たちの思いや考えを良く理解して進めることが活動をうまく進めるために必要な心構えです。

この雑誌は、私が現地で活動始めて半年くらいの時に発行されたものです。

また、この雑誌には日本で活躍されている日系ブラジル人 ウォルター斎藤俊男さん、「ネギ王」、が掲載されています。


斎藤さんは、COPASULに招かれて自身の活動を講演されました。この講演には私も参加しました。
素晴らしい斎藤さんの活躍は、今年2月NHKで「逆転人生」として放送されました。


この内容は、後日この世界日記でも紹介したいと思います。

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