2018/10/15 Mon
活動
日本祭 in モハメディア
首都のラバトから電車で30分ほどの町で、日本祭が開かれました。
Nippon Spiritという日本好きなモロッコ人の団体が主催の祭り。 それがもう、企画盛りだくさんで、とても楽しい! 前半2時間ほどはブースに分かれて、日本文化体験。
囲碁、こま回し、けん玉、だるま落とし、箸でつまむ競争、好きなイラスト描きますよコーナー、書道で名前書きますよコーナー、折り紙、お寿司試食、着付け体験などなど。
日本人よりけん玉で上手に遊べて、アボカドの薄切りをきれいに飾り付けた寿司を作っていて、備品以外の準備はすべて自分たちでテキパキ行い、とても頑張っていました。 「手伝うことありますか?」の申し出も100%断られるくらい、自分たちで作り上げる本気さを感じました。
折り紙とだるま落としくらいしかできない私は、気持ちだけメラメラ。 帰国したら、何か習おう…と決意。
私は折り紙コーナーを担当しました。 ひたすら鶴を折りましたが、逆に私が教えられることばかりでした。
「鶴はこうやって折るものだ!」っと昔習った折り方に固執していたのですが、やはり折り紙をしたことがない方には難しかったようです。 そこで、見かねた折り紙上手なモロッコ人の女の子が、モロッコ流の折り方を教えてくれました。 完成形は同じなのに、簡単! 「つる 折り方 簡単」などでインターネット検索するとすぐに出てきますが、もっと頭を柔らかくしないと〜、と反省です。 折り紙を折る時に使えるアラビア語表現も教えてもらい、2時間があっという間に過ぎました。
後半は、ステージ企画。 クイズ大会、お座敷遊び「金比羅船々」(1枚目の写真)、ライブ演奏、空手の組手、ソーラン節などなど。 お座敷遊びは私も初めて見たし、ソーラン節もかっこよくアレンジされていたし、これまた気合い十分。 ここまでのエネルギーを引き出すほど魅力的な日本に、私は生まれて幸せだなぁと思いました。
そして、ここまで何かにハマることができる人たちに、羨ましさも感じました。キラキラしてるなぁ。
最後に、打ち上げ。 当然お酒はなしで、「パスティラ」という伝統料理をみんなでいただいて、イベントの成功を喜びました。 (パスティラは、鶏肉と玉ねぎ煮込みにアーモンドを混ぜてパイ生地で包み、シナモンと粉砂糖をかけたものです。チョコとポテチを交互に食べているような、食べる手が止まらない料理です。)
SHARE