JICA海外協力隊の世界日記

モロッコより〜ミントティーとまったり日記〜

アラビア語学習の様子

11月ごろから、活動先の知的障害児学級で、アラビア語を教え始めました。

アラビア語、といっても私は所詮ネイティブではありません。 他の先生の教える様子を見て、母音と子音と音節までなら私にもできるかもと思い、教材を作っています。

はじめは母音から。 基本的な母音は3つあり、それぞれ、短母音と長母音と鼻にかけた音の3つずつのバリエーションがあります。 この9つの発音をひたすら毎日繰り返します。 気分が乗れば発音はしてくれますが、ホワイトボードに注目することが難しいので、音と文字が結びつきません。 学校に来ることがルーティン化したのは良いことですが、その次の段階になかなか進まず、「こんなので良いのだろうか…」と思う毎日です。

子音は、小1の教科書の後ろのほうに、教えるべき順番が示されています。 発声の部位ごとに括られているようで、発音しやすい文字から習います。 あと2ヶ月の任期なので、最後まで教え切ることはできません。

ですが、発声しやすい文字から教える=私にも教えやすいということなので、内心ホッとしています。 いくら毎日アラビア語のシャワーを浴びていても、発音できない子音がたくさんあるからです。

例えば、「ط」は私の町の名前にも入っている文字ですが、「口の中でこもらせる」「喉の奥で発音する」とか、難しい!! この音が入った単語は、主要な単語でもまだ聞き間違えられます。

さらには、この発声の仕方の音が、あと3つもあります。 日本の「ハ」の音も、アラビア語では3種類。 ちゃんと発音しないと聞き取ってもらえないのです…。 学校でのアラビア語の授業も、私生活でのアラビア語も、まだ改善点多し、です。

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