JICA海外協力隊の世界日記

モロッコより〜ミントティーとまったり日記〜

教室がない...

今年のモロッコの学校は、昨年までとは一味違うようです。 省のトップが変わり、「9月はじめから授業開始!」と通達を出したことが要因です。 いつも新年度が始まってから準備していたもろもろも、今年は早めに処理。 素晴らしい! 昨年は9月3週目あたりから始まっていたので、感動し、教育委員会の直属の上司に「ブラボー!」と連発してしまいました。

私の任地では、今年度と来年度で、特別支援学級が大きく変わります。

難聴学級は、長年担任だった方が定年退職され、担任が交代。 そして、今までなかった自閉症・情緒学級を2つ開設。

私は新しい担任になる教員に向けて、研修を行うことができればなぁと考えています。 また、難聴学級での図工・体育の授業も引き続き行いたいと思っています。

夏が終わり、少し秋めいてくる9月。 新学期は子どもも大人も、ドキドキするものですね。

折り紙やクレヨンやシールなどの教材、研修のための特別支援教育に関する本などを一時帰国で揃え、わくわくして初日の学校へ。

しかし…教室が使えない。 8月下旬の羊の犠牲祭で工事の人たちが長期帰省し、工事が終わらなかったらしい。 だから、12クラスやっているはずの午前クラスも、1/4しかまだ始まってない。

再三「今日行くよ」と約束していた担任の先生も急遽休暇を取っていて、「また違う日に出直して」と門番に言われる…。

なかなか思い通りにはいきませんが(泣) おおらかに、マイペースもモロッコペースも崩さずに今年度もやっていけたらと思います。

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