JICA海外協力隊の世界日記

エチオピアからの手紙

配属先における停電対策(1)

先日、生活における停電対策について記しましたが、配属先における停電対策についても記したいと思います。

コンピュータは電気で動くだけあって、停電すると授業もそこで一旦ストップしてしまいます。
一連の設定作業を一つずつ説明している途中で、停電すると、先生も学生も大きくため息をついてしまいます。
停電した際の対応は先生によってまちまちで、授業をそこで止める人もいれば、電気の復旧を待つ人もいます。

その中で、学生にグループディスカッションをさせる先生がいました。
停電後、学生たちを四、五人のグループに分け、テーマを与えてディスカッションさせ、その後皆の前で発表させていました。
例えば「ネットワークセキュリティについて」というテーマでディスカッションをさせ、各々のグループで異なった意見が出されていました。

彼らはレベル4の学生たちで、先生も学生も停電に負けることなく、勉強しようとする熱心さが伝わってきました。
また、コンピュータで学習するだけなく、自分たちの頭で考え、議論する時間も必要だなと感じました。

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