2016/02/22 Mon
活動
算数セミナー（１）
パナマの学校は、12月が学年末。その後、２カ月以上の長いお休みに入ります。
そして、この時期に合わせて、指導力向上を目的にした教員向けセミナーが開かれます。
算数関係のJICAボランティアも、毎年、小学校教員向けのセミナーを行っているのですが、今年も３人の日本人ボランティアが派遣先の教員と協力して実施しました。
セミナーのねらいは、「算数についての基本的な知識を補うとともに、日本の教材や指導法の良さを実感してもらうこと」でした。
日本の学校を体験してもらうために、セミナーの時間割には「学習準備のための５分休憩」「掃除の時間」を入れました。（こちらには、そのような時間はありません。）
また、座席も、毎日同じ場所に座ってもらいました。（こちらでは毎日、好きな場所に座るクラスもあります。）
そして、授業を始める前には、机の上に余計なものを置かないようにお願いしました。集中して話を聞かせるための手立ての一つです。日本では当たり前のことですが、パナマでは見かけない指導です。
ふたつの学校で実施したセミナーの様子を、何回かに分けて紹介します。
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