JICA海外協力隊の世界日記

どこですか パナマ

算数セミナー(2)

1月2月に実施した小学校教員向けセミナーの紹介の続編です。

最終日に、参加者である先生たちに15分ほどの短い授業をしてもらいました。セミナ―で学びあった内容をベースにグループごとに工夫した授業を見せてくれました。

右側の先生が、この写真の中にいるのですが・・・実は、教室の最後列の窓際に。

このセミナーでは34人の参加者がおり、私たちが希望していた人数(30人)をオーバーしていました。参加者が多いと目が行き届かず、お互いに満足のいく成果が得られないことが心配でした。

セミナーの中で 「先生と生徒の教室での距離は時々、心の距離と重なる。それで、私は前だけでなく、時々、うしろにも移動して話しているんです。みなさんと交流したいので。」ということをお話ししました(たどたどしいスペイン語で…)。これ以降、この方は、一番遠い席にいるにもかかわらず、「聞いてるよ~」と目で合図しながら聞いてくれるようになりました。

日本の教員は、教室の子供全員に目を配りながら授業をしているということが、少しでも伝わったのならうれしいのですが。

(今さらですが、パナマの公用語はスペイン語です)

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