JICA海外協力隊の世界日記

太陽と海と雨の島

ポンペイ島の紹介

 ミクロネシアには2つの意味があります。1つは大洋州のある地域を指す言葉としてのミクロネシアと、もう1つは独立国家としてのミクロネシア連邦を指す言葉としてのミクロネシアです。ミクロネシア連邦はポンペイ、チューク、ヤップ、コスラエの4つの州からなる連邦国家です。私は2018年3月まで長野県の公立高校で教員をしておりましたが、18年前の青年海外協力隊での経験が忘れられず、思い切って休職し、妻と娘を連れてシニア海外ボランティアに挑戦してみました。現在は首都があるポンペイ島のポンペイ州教育局にて、数学教育の改善に貢献できるように活動しています。

 ミクロネシアの首都があるポンペイ島での半年の生活を通して感じたことは、まさにこのブログのタイトルにもあるように、太陽と海と雨の島です。太平洋の、赤道直下の北緯6度に位置するポンペイ島の光り輝く太陽と美しい海は赴任前から容易に想像はできたものの、雨の多さは全くの想定外でした。年間の降水量は約5000㎜、降雨日は約300日で、世界でも一二を争う多雨地域です。ちなみに日本で降水量の大きい金沢市で年間降水量は約2500㎜、降雨日が約160日と言われているので、その降水量の多さを実感していただけると思います。しかし、その膨大な雨のおかげで森と川が育ち、美しい海を作り出しています。そして、その雨を経験したからこそ得ることができるご褒美を目にすることができます。

 これから、この太陽と海と雨の島での活動をお届けしたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

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