JICA海外協力隊の世界日記

太陽と海と雨の島

ポンペイ島の幼稚園

 5歳の娘は、ポンペイ島のプロテスタント系私立幼稚園に通っています。普段は指定の制服を着て通っていますが、月に何回かは自分の好きな服を着て良い日があり、季節の行事に合わせた服を着ていく日もあります。今週は毎日、学校からテーマを指定されており、今日のテーマは昔の服ということで、甚平を選んでみました。

 幼稚園ではおやつの時間があります。日本の幼稚園と異なる点は、その時間の長さと食べる量です。おやつの時間が始まると子供たちは、家から持ってきたものはもちろん、先生にお金を渡して園内の売店でアイスクリームやドーナッツを買ってきてもらったりして大量のおやつを食べ始めます。しかも、自分一人だけで食べるのではなく、周りのみんなで分け合いながら、1時間ほど楽しくおしゃべりしながら食べています。おやつの時間はもはやパーティーとなっており、子供たちの最大の楽しみとなっているようです。幼稚園に通いだした頃はよくわからずに、娘が食べられるほんのわずかな量しか持たせませんでしたが、そのことが分かってからは、周りのお友達の分も意識して持たせています。今日は衣装に合わせてお稲荷さんを用意してみました。さすがにクラス全員分は難しいので、仲の良いお友達で分け合える分だけ用意しました。

 通いだした頃は言語の壁に戸惑い、登園を渋るときもありましたが、楽しいおやつの時間のおかげで何とか半年間通うことができました。あと1年ちょっと、この調子で頑張ってほしいです。

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