JICA海外協力隊の世界日記

太陽と海と雨の島

ロブスター

 一般的にロブスターと呼ばれるものはオマール海老という種類で、巨大なハサミがありザリガニの仲間です。ポンペイでもロブスターと呼ばれるものが捕れますが、それは日本の伊勢海老と同じ種類のものです。日本では高級食材として有名ですが、ポンペイでは1ポンド当たり4.5ドルと、日本の10分の1ほどの値段で購入できます。

 日本に帰国する前に、ぜひもう一度ポンペイでロブスターを食べたいと思っていましたが、一般的には満月の夜によく捕れるということで、いつでも入手できるわけではありません。さらに人気の食材であるために、市場に出荷されても午前中に行かなければ売れ切れになってしまうことが多く、なかなか手に入れることができませんでした。そんな中、たまたま訪れた市場で2ポンドの巨大なロブスターが売られていたので迷わず購入しました。

 あまりの大きさに我が娘は恐怖で近づけませんでしたが、しっぽの部分をとって渡すと大喜びで食べていました。私のポンペイの生活も2週間余りとなってしまいました。豊かな自然と、それが生み出す豊かな食材と別れなければならないことは、とてもさみしいことです。

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