JICA海外協力隊の世界日記

太陽と海と雨の島

最後の授業

 私は来週に任期終了を向かえるので、娘が学校に行くのは今週までです。木曜日は運動会、金曜日はお休みのため、制服を着て授業を受けるのは今日が最後の日となってしまいました。休み時間に、これまでのお礼として、クラスメートとお世話になった先生方、お一人ずつに私からはお菓子を、娘はお手紙を渡しました。お友達の何人かは、「日本に遊びに行きたい」、「日本でお誕生会をしてみたい」と言ってくれてとてもうれしく思いました。

 とても素敵なクラスメートたちだったので、一人ずつ写真を撮らせてもらいました。入学当初はなかなか学校に馴染めなかった娘でしたが、英語が全く話せなかった娘に話しかけてくれたり、お誕生会に誘ってくれたり、一緒に海水浴に行ったり、とても優しくて素敵なお友達ばかりでした。このすばらしい先生方とお友達のおかげで何とか1年9カ月学校に通うことができたと思っています。本当に感謝しています。

 1年9カ月で娘がこれほどまでの成長を見せるとは思いませんでした。恥ずかしがり屋でなかなか上手におしゃべりができませんでしたが、今では率先して母親の通訳を買って出たり、校庭で元気よく男の子たちを追いかけまわすほど積極的になりました。ポンペイで出会った素敵な人々と豊かな自然のおかげだと思っています。ご褒美にお昼ご飯は娘が好きなレストランに行ってみました。この日はちょうどマングローブガニが食べ放題で、娘の成長を共にお祝いしてくれました。明日はいよいよ学校に行く最後の日です。そう思うと少しさみしくなります。

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