JICA海外協力隊の世界日記

太陽と海と雨の島

運動会とお別れの日

 娘にとって、今日が学校に来る最後の日となりました。そして今日は、2月21日に雨で中止になってしまった運動会が振り返られて行われたので、お友達だけでなくそのお父さんお母さんにもお別れのあいさつをすることができました。

 入学当初は英語が全く話せない状態の中で、かつ日本とは異なる文化をもつ異国の学校で、時にはくじけそうになりながらも頑張ってこの日を迎えることができました。時には私の手を振りほどき、学校から逃げ出したこともありましたが、そんなことはとても信じられないほどお友達、先生方、学校が大好きになりました。

 学校を出るときに、いろいろなところから声をかけていただきました。「ヒロコー!」、「さようなら」、「いつかまたポンペイに戻ってきてね」、「おばあちゃんになっているかもしれないけど、見つけてね」。娘は本当に幸せ者だと思います。いつの日か、ポンペイでお世話になった方々に、どのような形であっても恩返しをしなければならないと強く思いました。

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