JICA海外協力隊の世界日記

宮ちゃんのパラグ愛が止まらない

ラ・コルメナeps.1「ドキドキが止まらない」

首都アスンシオンから南東へ約130km、私の職場のあるフェルナンド・デ・ラ・モラから長距離バスで約3時間の、ラ・コルメナ日本語学校に行ってきました。

ドキドキとワクワクがいっぱいのステキな4日間でした。

最初のミッションは、予定通りのバスに無事に乗ることです。なぜならラ・コルメナ行きは他の方面とは異なり、先にチケットを購入したり、予約をしたりすることが出来ないのです!

バス会社様、どうしてですか?(心の声)       

それらしいバスが来たら、手を挙げて止めなければなりません。会社名や車体の色は予め記憶するようにしましたが、社名は車体横に書かれていて見えにくいし、色は白主体や紺色主体と複数バージョンあるらしいのです。近眼の私は、何日も前からドキドキが止まりません。

度付きサングラスをかけて、来るらしい時間に、バス停らしいらしいばかりでごめんなさい。)所で道路をにらみ続けながら、じっと待ちます。パラグアイの長距離バスは、ほとんどが遅れて来ます。ですが、たまーに時間通りに来たりするので、油断大敵!

キターーーー!!!!!  サッと手を挙げ、サングラスを外し、運転手さんに必死で「乗りまーす」の意思表示をします。

ラ・コルメナ行きバスキター!.jpg

「止まってくれるかなー」って、あら、よく見たらバスの前にも地味目に社名が書かれていました。

ラ・コルメナ行きバス.jpg

よかったー、無事に止まってくれました!そして、約3時間後、日本語学校のすぐ前で無事に下車することが出来ましたヽ(^o^)丿

この日は水曜日、低学年(1・2・3年生)の登校日です。

職員打ち合わせが始まる12時30分ごろから、義務教育学校でスペイン語で行われる午前の授業を終えた子どもたちが、昼食後通学して来るとのこと。楽しみと緊張感で、ワクワクドキドキです!

お昼過ぎになると、子どもたちが次々と登校してきました。職員室の入り口で、お辞儀をして、元気よく「こんにちは」と挨拶をして、各教室へ向かっていきます。笑顔での立派な挨拶にドキドキが高まります。

「お昼の会」という名のはじまりの会で、自己紹介をして、一緒に体操をしたり、歌を歌ったりした後、1限目まで、少し時間があります。

それなら、早速ですが、遊びましょう⤴

先ずは⚽サッカー⚽!

5人のサッカー少年と2チームに分かれて試合を始めました。久しぶりのサッカーに、この後のスケジュールを忘れ、つい全力で熱中してしまいました。

あれっ?いつの間にか相手チームのメンバーが1人、ん⁇、いや1匹増えているではありませんか⁈

なんと、大きな犬が一緒にサッカーをしていたのです              

私がやっとの思いで奪ったボールは、素早くヘッドでカットされます。ドリブルから味方へパスしようとした時は、長い胴体をサッと私の前に滑り込ませ、ボールを奪っていきます。味方からの少し浮いたロングパスは私が受け取る前に軽やかなジャンプと4本足での巧みなトラップで確実に捉えます!

お願いだから長ーいシッポを振り回してビシバシするのはやめてください! 君、それイエローカードですから!!!!!

写真がなくて本当に残念( ;∀;)

頭脳プレーが出来ない私は、無駄に走り回って心臓がドキドキなのに加え、JICA健康管理員さんの「絶対犬にかまれないように」「過去に噛まれた人は、自分から犬に近づいて行っている人が大半」という隊員への狂犬病対策のための注意喚起の言葉が頭の中で反復され、”今、犬とボールを奪い合っている私”という現実にドキドキがマックスに達しました!ここでタイムアップ。

到着した時から、校内に複数の犬がいることは、把握していましたが、まさかサッカーに参加する犬がいたとは!(◎_◎;)!

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ