2024/02/26 Mon
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【敬】デイサービスの「食」を支える尊い力
私の職場で月に1回実施されているデイサービスですが、利用者さんたちが毎月足を運んでくださる原動力となっているもの、、、それは?
「親しい仲間と顔を合わせ笑顔で交わす会話」、それから「ボランティアさんたちが、工夫を凝らして楽しませてくださるゲームや体操、健康的な暮らしのためのお話し」、などなど、、、
おひとりおひとりによって、それぞれ心待ちにされている楽しみは異なるとは思いますが、、
多くのみなさんは、調理ボランティアさんたちが、毎回愛情を込めて作ってくださる、昼食を楽しみにされていらっしゃるのではないでしょうか!(^^)!
そんな美味しい食事を作ってくださっている厨房と、その隣の盛り付け真っ最中の現場に、何度かお邪魔させていただきました。
先ずは厨房の様子です。
猛暑の日には、エアコンが稼働しているにもかかわらず、なんと室温が34℃ということもありました!!!
そんな中、必要最低限のコミュニケーション以外、ほとんど無言のまま、見事なチームワークで黙々と取り組んでいらっしゃいました。
食材を洗う、切る、丸める、和える、揚げる、煮る、炒める、etc. 自分が担った調理の工程を責任を持って、テキパキ進めていらっしゃるのです。その真剣な眼差しに、背筋が伸びます。(思わず、室温が34℃という現実さえ忘れそうになるくらいです(^▽^;))
約50人分の食事を限られた時間の中で作り上げなくてはなりません。
正に、時間との闘いです。みなさんの真剣な表情と見事な調理技術を目の当たりにして、私にも緊張が走ります。1秒たりとも無駄にしない動きは、ボランティアという名のプロフェッショナル集団としか思えません。
続いて隣室での盛り付けの様子です。
こちらは流石に火を使っていないだけあって、クーラーは利いています。こちらでも、すでに、どの位置に何をどれ位の量で盛り付けるのかが、頭と身体に刻み込まれた素晴らしいスピードで、手際よく進められいます。
美しい!!!!! お見事!!!!!
と、心の中で何度も叫んでいました。
美味しい、楽しい昼食会が終わり、利用者のみなさんが無事に帰宅された後も、もちろん、大量の食器や鍋等の洗い物をはじめとした、後片付けが待っています。
なんとこの日、全ての片付けが完了したのが、夕方5時近くでした。
ただただ頭が下がります。
ボランティアのみなさま、毎回ほんとうにありがとうございます。
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