JICA海外協力隊の世界日記

宮ちゃんのパラグ愛が止まらない

【テレビ出演】生放送で浴衣着付け!

パラグアイでテレビに出演する機会をいただきました。

放送中に浴衣を着付けることになったのです。

7月7日に開催されるアスンシオン日本人会主催の「七夕祭り」でジャパン文化と婦人部が協力して祭りの当日提供する「ゆかたの着付け」をパラグアイの人々に広く知って頂き、たくさん来場していただくための広報・宣伝活動の一環です。

アスンシオン日本人会の事務局長さんとジャパン文化の校長先生に職場まで迎えに来ていただきアスンシオンのテレビ局へと向かいます。

日本で何度かテレビに出演することはありましたが、久しぶりの生放送で少し緊張していました。でも車中でのお2人との楽しい会話のおかげですっかり緊張がほぐれていきました。お2人に感謝です!

テレビ局の入り口で一緒に着付けをしてくださる婦人部長さんと合流します。        優しく穏やかな婦人部長さんの笑顔を見ながら、これまでにご出演されたテレビのお話しなどを伺っているうちにますますリラックスしてきました。

衣装合わせの時間を考えて早めにスタジオに入ります。             よかった~!                                婦人部長さんが持ってきてくださった浴衣や帯などは着る予定の皆さんのサイズにちゃんとフィットしていました!!                 

放送が始まる前に先ず男性パーソナリティー2名に着付けをします。               

放送前に男性アナウンサーたちに浴衣着付け完了.jpg

次に婦人部長さんといっしょに女性のカメラマンさんに着付けます。

放送前に女性カメラマンに着付ける.jpg

3人に浴衣を着つけ終えたところで放送が始まりました。

スタジオの端から大きなモニター画面に映し出される2人の映像を確認すると、侍のようなヘアースタイルに結んでくださっている男性はきちんと着こなしてくれています。

あれれっ(^▽^;)⁈                              メインパーソナリティーの方はどんどん胸元がはだけてきているようです‼!

男性メイン司会者の胸元が既にはだけている.jpgテレビ局でアナウンサーに着付け.jpg

一生懸命にお話しをされているうちに肩や胸、首や腕をたくさん動かされたのでしょうか。無意識のうちに襟もとをめくっていらっしゃったのかもしれません⁉

普段から着慣れていないので仕方がありませんね。

カメラに映らないタイミングでそっとなおしてあげることにしましょう。

いよいよ「七夕祭り」の話題になりました。

真っ赤な法被を着たジャパン文化の校長先生が笑顔でパーソナリティーの皆さんと話し始めます。

まるでずっと前から仲良しの友達同士だったかのような親近感あふれる話し方で、、ユーモアを交え、テンポよく「七夕祭り」や「浴衣の着付け」について会話を盛り上げながら視聴者に会場への来場を呼び掛けていらっしゃいます。

その時の校長先生はまさに「立て板に水」「水を得た魚」という言葉がピッタリ!!!!!  お見事と言うしかありません!

いよいよ女性のパーソナリティーとスタッフに着付けます。 

先ず下駄をはいてもらいます。

 テレビ局で着付け下駄からスタート.jpg   テレビ局で着付けまで待つ.jpg     テレビ局で着付けA.jpg             

GENテレビで着付け.jpgテレビ局で着付け1.jpg

それから、髪を束ねてもらいましょう。

テレビ局で浴衣着付け.jpg

あれっ⁉ たしか打ち合わせでは私と婦人部長さんが同時に2人の女性に着付ける予定だったはずですが、、、

もう1人の女性はど~こ⁇⁇⁇                        どうやらまだ到着されていないようです(≧∇≦)

先にお1人だけ着付けを始めましょう。

生中継で着付け4.jpgテレビ局で着付け2.jpgテレビ局で生放送中に女性アナウンサー着付け.jpgテレビ局で着付けB.jpg

モデルを務めている女性パーソナリティーは着付けられている間に、いろいろ気になった疑問や感想を素直に校長先生に投げかけます。

「このひもはなんていうの?」、「この腰ひもがちょっと苦しい」、「ひもの布がなんだか蛇みたい!」、「妊婦さんはどうするの?」etc、、、、 

よっぽど紐が気になったのかしら!                         そんなにきつく締めてないはずなのになぁ~⁉ 

率直すぎる意見や質問に校長先生が笑顔で応えていきます。

七夕祭りや折り紙といった日本文化のお話しを、あれこれ楽しくおしゃべりされている間に着付けが完成しました !!

ホッとしたところで気が付いたら、少し離れたスタジオの一角で婦人部長さんが大慌てで遅れてスタジオ入りした女性の着付けを始めていらっしゃるではありませんか⁉

あれ?さっき衣装合わせした女性とは明らかに違う人です。

って、そんなこと考えている暇はありません。

急いで助っ人に入ります!                     時間がないので急ぎましょう!!

最後は2人で急いで着付け1.jpgテレビ局で着付け2.jpg

焦る気持ちを落ち着かせながら、2人で呼吸を合わせて着付けます。婦人部長さんも慌ただしく手を動かしながら、いつもと変わらず優しく微笑んでいらっしゃいます。

ほんとうに婦人部長さんといっしょにいると「絶対に大丈夫!」という気持ちになります。

部長さんと2人でほんとうによかった~♡♡

2人で着付け3.jpg

放送時間終了までに無事帯結びまで完了することが出来ました。

最後に着付けた女性のサイズが衣装合わせした女性と同じぐらいの方でよかったです^^;(ふーっ、、)

生放送ってホント何か起こるかわからないドキドキ感がありますね!

でも、すごーく楽しかった~です!(^^)!

テレビ局スタッフ勢揃い2.jpg

『終わりよければすべてよし』

婦人部長さん、ジャパン文化の校長先生、アスンシオン日本人会の事務局長さん、たいへんお疲れ様でした!

心から信頼できる皆さまといっしょに楽しい活動が出来たことに心から感謝いたします。

貴重な機会をいただきありがとうございました!

もちろん、アスンシオン日本人会の「七夕祭り」当日はたくさんの方々が来てくださって、浴衣の着付けコーナーは大盛況でした

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ