2025/03/24 Mon
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【驚 !!】大盛況の「日本祭」


さて今回から3連続で活動最終月の出来事をお伝えしていきます!
月初めはアスンシオン日本人会主催「日本祭り」会場で浴衣の着付けを行いました。
職場の送別会で「お祭り隊長」という光栄な称号をいただいた私のパラグアイで最後の「お祭り」です。
当日は地元のボランティアリーダーのMさんとお嬢様に迎えに来ていただき3人で会場に向かいました。
これまでMさんの明るく思いやりに溢れた人柄に幾度も癒され、ユーモアたっぷりの楽しいお話にたくさんの笑顔と元気をいただいてきました。
毎月職場で行われる「デイサービスさくら」や婦人部の着付け講習会や様々なイベントでもずいぶん助けていただきました。
お嬢様はケーキの製造販売を手掛けるパティシエです。美しく美味しいと評判のケーキをイベントや誕生会等で味わう機会が何度もあり、そのたびに目と舌で堪能させていただきました。
多くの修行と経験を積まれてもなお自分に厳しく努力を重ねていらっしゃる姿、強い意志に尊敬の念を覚えます。帰国した今、ケーキを食べると、運転しながら聞かせてくださった胸を打つお話しや凛とした綺麗な横顔を思い出します。
さて、そんなお2人とのアットホームな会話を楽しみながら会場に到着すると、、、
美味しい日本食などを販売するテントが広大な敷地を取り囲んでいます。
どのコーナーも着々と来場者を迎える準備が進められています。
着付けコーナーはその一角にあるテントの中です。
お客様に着付けている間、会場の様子は全く見えませんが、誰かが出入りするたびにいろいろな食べ物の良い香りが漂ってきます。


決められた時間帯で交代される着付けチームの皆さんと協力して仕事をしている間、「わっしょい わっしょい」というお神輿を担ぐ威勢の良い掛け声が聞こえてきます。
その度に職場のK事務局長さんが大きなうちわを両手で扇ぎながら広い会場を何度も回ってお神輿を先導される雄姿、JICA隊員やパラグアイの友達が声を出しながらお神輿を担ぐ元気いっぱいの表情を何度も思い浮かべていました。
また、お馴染みの盆踊りの曲や勇ましい太鼓の音も聞こえてきて会場の賑わいが伝わってきます。
職場の同僚のHさんが太鼓を叩く躍動感溢れる様子や顔なじみの皆さんが踊る姿も思いえがきながら着付けを続けました。
浴衣を着た何人ものお客様が嬉しそうな表情で私たちのテントからメイン会場へと向かっていきました。
やがてあたりが暗くなり、着付けるお客様が少なくなってきました。
そこでテントの外へ出てみると、会場いっぱいに溢れんばかりの人が!
身動きが取れないほどの賑わいです !!
こんなにたくさんの人が来てくださっていたのですね !!!


驚きながらテントに入ると、祭りを思いっきり楽しんで汗だくになったお客様が次々と浴衣を脱ぎに戻ってきました。
大盛況の祭りの閉幕が近づき、最後のチームの皆様と協力し、脱いだ浴衣・帯・紐の後始末を行い活動を終えました。
浴衣貸し出しの責任者様からは「昨年の倍の数が貸し出されました」とのご報告をいただきました。
最初から最後まで全チームとご一緒させていただきましたが、2023年の「着付け講習会」に参加してくださった皆様の自信に満ちた表情が私にとってどれだけ嬉しく頼もしく感じられたことでしょう。
終始にこやかな笑顔と素晴らしいチームワークでこれほど大人数の着付けをやりきった婦人部の皆様に心からの拍手を送ります!!!!
おひとりおひとりの着付け技術の目覚ましい成長も目の当たりにすることができ、感慨深く忘れられない活動となりました。
また、日本語学校の先生方にご協力いただいたおかげでよりスムーズに進めることが出来たことに心から感謝申し上げます。
パラグアイでさらに着付けの輪が広がり、日本の祭りがますます盛り上がっていくことを願います。
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡今回私は1枚も写真を撮れませんでした。ですから今回掲載した写真は全て日本祭りに参加されていた私が心から尊敬する大好きな人たちが送ってくださったものです。ご協力を心より感謝いたします。♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
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