2024/12/06 Fri
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ラ・コルメナeps.9 「おわら」で彩る初めての【祭】
これまで「おわら節」の踊りを通して機会があるたびに訪れ、オンラインでやり取りを続けてきたラ・コルメナで初めての「祭」が開催されることになりました。
しかも、「おわら節」の本場、富山県八尾で毎年開催される「越中おわら風の盆祭り」初日と同日開催です !!
地球の反対側に位置する2つの国で同時に「おわら節」が踊られる日が来るなんて誰が予想できたでしょう。
この「祭」はラ・コルメナ日本語学校父母会の皆様の熱意と多大なご尽力によって実現したものです。
記念すべきこの第1回の「祭」で、私は日本語学校の生徒たちといっしょに「おわら節」の流し踊りをすることになったのです!
待ちに待った祭りの当日、浴衣を着ることになっている生徒たちに着付けをするところから始めます。
浴衣を着るとたちまち笑顔に! みんなよく似合っていますね ‼
せっかく綺麗に髪も整えて美しくなったのに、踊りが始まる時間を待っている間も子どもたちはじっとはしていません。
浴衣を着たうれしさやこれから始まる初めての「祭」へのワクワクする気持ちと「おわら」の「流し踊り」を披露するドキドキ感も相まっていつも以上に動き回っています。
みるみるうちに襟元がはだけたり、帯が緩んだりしてきます。
その度に入れ代わり立ち代わり「先生、直して!」、「私の帯大丈夫?」とそばに来ます。
な~んてかわいいんでしょう✌(≧▽≦)✌
そんなことを繰り返しながら踊りの時間を待ちます。
「祭」会場にはスペイン語で書かれた図や写真の入った「おわら節」の説明が数か所に掲載されています。
うんうん、なかなか分かりやすいです!
いよいよ開始時間がやってきました。
主催者代表や来賓、日本語学校のK校長先生のご挨拶に続いて私もメッセージを述べさせていただきました。
初めての「祭」開催へのお祝いと共に、保護者や地元の皆様方のご努力への敬意、おわら節の練習を長期間に渡って頑張ってくださった生徒たちと先生方への感謝の気持ちを心を込めてスペイン語と日本語で精一杯伝えました。
ちゃんと伝わっていたらうれしいなぁ。
スタート地点は公園の鳥居です。
整列して「おわら節」の曲に耳を傾けます。みんなに私の緊張が伝染しないように ”笑顔で、笑顔で、、” と自分に言い聞かせます^^;
さあ、いよいよ流し踊りが始まります。 みんな、少し長いけどがんばろうね❕
大勢の人々が見守る中、公園から道路を渡って、祭りの本会場となっている日本語学校の体育館入口が見えるところまで踊ってきました。。
そして体育館の中へと踊りながら進みます。
会場に入ってから輪踊りの体形を作りながら何回か回ったところで曲が止まりました。
会場の中からも、外からも、美しく、凛々しく、そして可愛らしい踊り子たちに惜しみない拍手が送られています。
みんなの表情から踊り切った喜びが伝わってきます。
快晴の運動会で「おわら節」が披露された時も、おわらの本場富山の八尾中学校の生徒さんたちとの「オンライン交流」の時も、NHKラジオで全国放送していただいた時もしっかり支えてくださったJICAパラグアイ事務所の調整員のTさんも休暇を取ってご家族といっしょに見に来てくださっていました。
奥さまからの「よい活動を見せていただきました。」とのお声掛けに感激しながら、お子さま方とのハイタッチで踊り切った感動と喜びを噛みしめました。
みんな、ほんとうによくがんばったね!
来年から私はいないけど、どうかがんばって踊ってくださいね ❣❣❣
みんななら、きっと大丈夫♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
どこにいてもずーっと、力いっぱい応援しています❣❣❣❣❣
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