2017/12/10 Sun
活動
パラオからの贈り物


狙いを定め…ヤー!!!と矢を放つ。
アーチェリーです。先週は小学生とアーチェリーを体験。
ここヤップ島では、12月3日から7日まで「ヤップパラオゲームズ」というスポーツ大会が行われていました。
隣国パラオから選手が集まり、ここヤップ島の人たちとの交流戦。種目はカヌー、バスケットボール、バレーボール、レスリング。(残念ながら陸上競技は開催されませんでしたが…)
それに加え、アーチェリーの実演のために、競技者兼指導者の方も来てくださいました。
とても前向きかつ積極的な方で「とにかく僕らはスポーツを普及させるんだ。くよくよしない!」という姿勢から、私も学んでいかねばならないと思いました。
普段の小学校巡回の指導にも同行していただき、アーチェリーの特別授業を実施。
子どもたちも初めてのアーチェリーに興味津々…とても熱心に打ち込んでくれました。
あっという間の45分。


こんな風に子ども同士で指導し合い、友達を助ける姿も見られました。
気配りできる彼らの姿から、こうした学びの時間を設けられて有意義だったと思います。


さて他の競技ですが、私はレスリング(写真はビーチレスリング)の応援と会場の片付けのお手伝いをしていました。
互いに相手を尊敬し合い、競技が進行。スポーツは人の交流も生み出す力を持っている。そう学んだ一週間です。
ヤップ(ミクロネシア連邦)とパラオ、地理的に近く、古来、人や文化の往来があった両地域です。
ヤップ島で家々の資産として大切にされてきた石貨。それもかつてパラオから運ばれたものと言われています。(石貨についても、いつか本ブログで紹介できればと思います。)
今後もこの繋がりが続くように願います。そして次回パラオとスポーツ大会をする際には、より充実した大会にできるように取り組んでいきたいと思います。
みなさんありがとうございました。
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