JICA海外協力隊の世界日記

Mori先生のLet's go! ヤップ島!

パラオからの贈り物

狙いを定め…ヤー!!!と矢を放つ。

アーチェリーです。先週は小学生とアーチェリーを体験。

ここヤップ島では、12月3日から7日まで「ヤップパラオゲームズ」というスポーツ大会が行われていました。

隣国パラオから選手が集まり、ここヤップ島の人たちとの交流戦。種目はカヌー、バスケットボール、バレーボール、レスリング。(残念ながら陸上競技は開催されませんでしたが…)

それに加え、アーチェリーの実演のために、競技者兼指導者の方も来てくださいました。

とても前向きかつ積極的な方で「とにかく僕らはスポーツを普及させるんだ。くよくよしない!」という姿勢から、私も学んでいかねばならないと思いました。

普段の小学校巡回の指導にも同行していただき、アーチェリーの特別授業を実施。

子どもたちも初めてのアーチェリーに興味津々…とても熱心に打ち込んでくれました。

あっという間の45分。

こんな風に子ども同士で指導し合い、友達を助ける姿も見られました。

気配りできる彼らの姿から、こうした学びの時間を設けられて有意義だったと思います。

さて他の競技ですが、私はレスリング(写真はビーチレスリング)の応援と会場の片付けのお手伝いをしていました。

互いに相手を尊敬し合い、競技が進行。スポーツは人の交流も生み出す力を持っている。そう学んだ一週間です。

ヤップ(ミクロネシア連邦)とパラオ、地理的に近く、古来、人や文化の往来があった両地域です。

ヤップ島で家々の資産として大切にされてきた石貨。それもかつてパラオから運ばれたものと言われています。(石貨についても、いつか本ブログで紹介できればと思います。)

今後もこの繋がりが続くように願います。そして次回パラオとスポーツ大会をする際には、より充実した大会にできるように取り組んでいきたいと思います。

みなさんありがとうございました。

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