Mori先生のLet's go! ヤップ島!(森隊員は帰国しました。)

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森 洋貴
大阪府

タイプ/職種
青年海外協力隊
体育
派遣国
大洋州
ミクロネシア ヤップ州ヤップ島
一言メッセージ
太陽の暑さと人の温かさが自慢のヤップ島。国際大会の準備、陸上競技の指導、小学校での体育授業などをしています。ヤップから東京五輪へ!

 

アツいで!Yap Day!!!

2018.03.03

文化

伝統衣装。響き渡る歌声、迸る汗。

ヤップ伝統の踊りです。

3月1日は「Yap Day」という州の祝日。今年は2月28日から3月2日にかけての3日間、島を挙げての催し物が行われていました。

私は3日目の会場に行き、その雰囲気を味わいました。

冒頭の写真はRull地区の男性たちによる踊りです。古の時代に遥か南の島へ遠征し、帰らなくなった英雄を悼んだ歌。そしてそれに合わせた振付が披露されました。

はじめは座った状態で主に手の振りのみの踊りでしたが、演目が盛り上がってくるにつれ、躍動感のある全身を使った踊りに移行していきます。

ヤップの伝統踊りは一演目が30分程度になっていて、幾つかの歌で構成されています。現地語のためよくわからないのですが、どの踊りにも物語性があって、最後に大きな盛り上がりを見せて終了するというのがパターンになっている印象です。

普段はのんびりした性格の人が多いこの島ですが、踊りからは、脈々と受け継がれてきた伝統や勇ましさ、自然や人への尊敬など古くから大切にされてきたものを感じることが出来ました。

踊りは地区や男女の違いによって、それぞれの個性を持つもので、見るたびに違った印象を受けます。

この日は他の地区の女性の踊りも見ることができ、歌声や振付からは物悲しさと独特の優しさを感じました。

竹の棒を使った「バンブーダンス」もヤップの踊りの一つで、こちらはリズミカルでかつ勇ましいのが特徴です。

これらの踊りは楽器などを用いず(バンブーダンスの竹の音はありますが)、人の歌声と身体や地面を打つ音によって成り立っています。

人から人へと伝承されてきた踊り。変わらずに残り続ける伝統の重みを感じます。

この日の冒頭は各地区の人たちが、町の「チャモロ湾」を伝統衣装で練り歩きました。

独自に装飾が施された小屋を台車に乗せて。

これは昨年には無かった出し物でした。今回の「Yap Day」は節目の50回目。これまでとは異なる取り組みがいくつかなされました。

水泳大会もその一つ。私も島のスポーツの関わる者としてお手伝いさせていただきました。

見よこのプール!!!

ではなく、海に浮かべた台とロープ。この日のために一旦岸に挙げ、こびり付いた藻などを落としました。そしてブイとココナッツの木を用いて台をロープで固定。

水の交換不要!海と一体型のコースです!!!

大会自体は踊りなどの演目の進行を確認しながら…予定よりも遅れて夕刻に開始されました。

参加者も何とか集まり、白熱のレース!!!

小学生がほとんどでしたが、彼らが将来ヤップのスポーツを盛り上げてくれれば…そんなことを感じた一日でした。

ヤップが気になる…という皆様、来年のYap Dayでのご来島、いかがでしょうか???