JICA海外協力隊の世界日記

マダガスカル日記

日本祭りat Miarinarivo

5月にアンチラベで開催した日本祭りに次いで、ミアリナリヴでも日本祭りを開催してきました。

今まで何度も日本祭りを開催・運営してきましたが、今回の祭りは今まででいちばん現地の人が主役になったと感じられる祭りでした。

最初のプログラムで行ったゲームで、会場の雰囲気が一気に明るくなり、周りで見ていた恥ずかしがり屋の子供たちも祭り会場に寄ってくることができたと思います。

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大人も子供も関係なく一緒になって盛り上がることができるのはマダガスカルに来てからずっと良いなと思っていることです。

子供たちが活躍できる環境を作るために、隊員含めて地域住民の大人たちと一緒になって祭りの運営を行いました。

日本に関する丸バツ形式のクイズ大会では、大人も本気になって回答を考え、白熱した展開になりました。
ただクイズで盛り上がるだけでなく、日本についてもっとよく知ってもらえる問題を用意しました。

クイズ大会を通じてミアリナリブの地域住民の日本文化の理解や親睦もより深まったのではと思います。

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特に盛り上がったのは、トーナメント形式のチーム対抗玉入れ合戦でした。

初めて行う運動だったので最初のうちは少し混乱していた子供達も、ゲームが始まると徐々に慣れ始め、最終的には超接戦を繰り広げていました。

日本の運動会でお馴染みの運動を通じて、初めてすることにも果敢に取り組む姿勢を学び、チームメイトと協力して勝利を目指すというスポーツ的側面も楽しんでもらうことができました。また、見ている子供も大人もチーム関係なくみんなで応援し合う様子を見て感心しました。

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祭り終盤の隊員と子供たちのソーラン節の披露には本当に多くの地域住民が見に来てくれました。
数週間前からコツコツ練習してきた成果を十二分に発揮して、観客を魅了するソーラン節を披露してくれました。

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これまでの日本祭りでも現地の子供たちがステージで歌やダンスを発表する機会は何度もありました。その度、子供たちの本番での強さと、一生懸命練習する姿を見ることができています。

子供たちの集中力と成功させたい気持ちは、祭り以外の場面でも感じていました。

隊員として日々のボランティア活動では、子供たちが活躍できる環境やきっかけの提供をテーマの一つとして活動してきましたが、今回の祭りでもしっかり提供できたと思います。

今月末には日本語学校で日本語指導と日本文化交流をする予定です。

しっかり準備して、日本語学校の先生と学生のためになる活動をしたいと思います。

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