JICA海外協力隊の世界日記

マダガスカル日記

手洗い啓発活動をしました!

7 ⽉になり、活動先の学校は⻑期休暇に⼊りました。

同時に、私が学校で活動する期間も終了し、帰国まで残り 2 ヶ⽉間は学校外での活動に⼒を⼊れていきたいと思っています。

任期終了が近づくにつれ、体育指導以外の活動にも積極的に取り組んできました。

今回は⼿洗い啓発活動について紹介しようと思います。

マダガスカルのボランティア事業は、援助重点分野に基づき農村開発、保健、教育、青少年・人材育成の 4分野を中⼼に活動しています。

私は、教育分野の体育隊員として指導に関わってきました。

下は幼稚園児から上は⾼校⽣と幅広い年代の⼦供に関わりながら、どのようなことが求められているのかを観察しながら活動しています。

幼稚園では運動遊びに加えて、正しい⼿洗いの⽅法や衛⽣管理の指導が求められていることに気づきました。
隊員同期や専⾨家のアドバイスを元に、紙芝居教材を使った⼿洗い啓発活動をすることに決めました。

私の拙いマダガスカル語で園児の集中⼒を維持しながら分かりやすく説明するのは少し難しいと思っていたので、活動先の学校の先⽣に協⼒をお願いして、事前に紙芝居教材の使い⽅講習を⾏い、現地教師が主体的に指導できるように準備しました。

さすが、現地教師です! ⼦供たちが飽きないように⼯夫して紙芝居を読んでくれました。

所々で教材を活かしながらオリジナルのアイデアを盛り込んでいました。

⼿洗い以外にも、物を⼤切にする必要性や挨拶の重要性も教えていました。

⼦供たちも体を動かしながら学び、⼿洗いの大切さについて少しずつ理解してくれました。

⼿洗い啓発活動の数⽇後に幼稚園の様⼦を⾒に⾏くと、⼿洗いするための器具が整備され、 運動遊び後に、⼦供たちが⾃然に⼿洗いする様⼦を⾒ることができました。
これからも継続的に紙芝居教材を利⽤できるように幼稚園に寄贈しました。

体育・スポーツ指導以外にも⾃分にできることを⾒つけることができよかったです。

残りの任期もできることを⾒つけて積極的に活動したいと思っています。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ