JICA海外協力隊の世界日記

南の国で燃え尽きることができるかも

任国外旅行

 JICA海外協力隊は、年間20日の任国外旅行が認められています。日本への一時帰国もその20日を利用することになります。私は12月にケアンズ、2月にマニラに行きました。パプアニューギニアの首都では歩けないのと日本料理店が1つしかないので、任国外ではひたすら歩くことと日本食を食べることが目的でした。

ケアンズ

 ホテルから日本料理店がある中心部まで、徒歩で40分くらいでした。海沿いの気持ちのいい道があって、毎日歩いてました。熱帯植物公園散策やその裏山に登ったり、1日3時間くらい歩いてました。1週間いましたが、パプアニューギニアの半年分くらい歩いた気分でした。

 家族経営の日本料理店が多く、接客も含めて日本気分を楽しみました。ミニ天丼とうどんのセット、クリームコロッケ等を食べに、また行きたいですね。日本では食べ物にあまり文句を言わない方ですが、海外に滞在すると日本食への渇望は止まりません。

 観光鉄道で、ウズベキスタン派遣の時の同期隊員で、インドに派遣されていた男性に偶然会いました。JICA海外協力隊を経験すると、世界のどこかで知り合いに会うということが増えました。

 無料の広大なプールもあり、毎日泳いでました。その後、ポートモレスビーでもホテルのプールで泳ぐ習慣ができ、運動不足を解消しています。物価が高いポートモレスビーですが、ホテルのフィットネスクラブは日本よりも安いくらいです。

マニラ

 ほとんどの道が渋滞していて、排気ガスによる大気汚染がひどかったです。公園を梯子するように努めていたのですが、大きな公園でないと排気ガスからは逃れられませんでした。写真のマニラ大聖堂がある歴史地区は、排気ガスを気にしなくていい数少ない場所の1つです。街には巨大なモールがいくつかあるので、その中の散策も楽しめました。

 Facebookにマニラの猫の写真をアップしたら、ウスベキスタン派遣の時に任期が重なっていた若い女性から連絡がありました。2回目の青年海外協力隊で、フィリピンに赴任しているのです。地方隊員なのですが、奇跡的にマニラで会え、楽しい時間を過ごせました。

 日本のうどんチェーン店があることを教えてもらいました。ここの牛丼がおいしくて、3回食べました。フィリピンの人にも人気で、注文している人が多かったです。

 フィリピンは日本語教師の求人が多く、将来ここで働くことも考えています。

 大いにリフレッシュできました。歩けないポートモレスビーで、あと1年頑張れそうです。

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