JICA海外協力隊の世界日記

南の国で燃え尽きることができるかも

学年成績提出

 11月下旬に学年末試験を終え、大学に最終成績を提出しました。

 担当の同僚からは、” Thank you very much, Murase-san” の返信がありました。

 初心者クラスでは30名近い学生が2月に学習を始めましたが、単位取得できたのは7名だけでした。かなり優秀な学生も辞めていきました。日本語講師が現地にいないので、意欲がなくなったのでしょう。しかし、メールでの指導になってからの方が成績が向上してきた学生もいます。3名は、課題の正答率が8割以上でした。

 学習2年目クラスでは辞めた学生は1人だけで、4名が単位取得できました。私との人間関係ができていた、学生同士の結束も強かった等が、その理由でしょう。

 日本留学経験者クラスでは、3名中1名が続きませんでした。ただ、この1名はインターネット事情が悪かったようです。メールの返信が全くない期間がかなりありました。経済的な事情で、インターネット接続を継続できない学生もいるようです。

 来年、日本へ行く留学候補生の推薦資料も大学へ提出しました。順位をつけて、4名の名簿を出しました。彼らが日本へ行ける環境が復活することを願っています。

 担当部長からは、“This is great, thank you so much!” の返信がありました。

 他にも優秀な学生はいたのですが、4年生でした。来年大学にいないので、留学する資格がありません。1年生も対象外です。大学の成績が2年分ないと選考対象から外れるそうです。

 学生は長期休みに入りました。希望者10人には日本語指導を続けていますが、1回目の課題を返送してきたのは3人だけです。学習継続を表明したものの、「お休みモード」に入っているのか、インターネット環境がない所に行っているのか。1人でも返送する学生がいるうちは、課題を送り続けます。

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