2020/12/08 Tue
文化 生活
民族料理 Mumuと各国料理店
パプアニューギニアの伝統料理を紹介します。
ムームーという料理で、イモを中心とした野菜と肉をバナナの葉で包み、蒸し焼きにしたものです。写真の細い食材は、タケノコです。結婚式など大きな行事には必ず出てくる料理だそうです。
蒸し焼きにするために、熱した石を使います。
首都での移動が制限されていた私の生活では、あまり食べる機会はありませんでした。地方では、作っているところを見る機会もあるようです。1回だけ、ホテルで食べたことがあります。また、海沿いの村では、「海産物のムームー」を食べたことがあります。魚、カニ、ウニが入っていました。
ウニやカニが入っていても日本の海産物料理とは違う味付けでしたが、とても食べやすかったです。味がちょっと濃かったです。塩味で単純な味付けでした。村の近海でとれたと思われる魚のすり身あげが一番おいしかったです。新鮮なものを使うと美味しさが増すのでしょうか。現地に再び行った際は、また食べてみたいと思います。
他、伝統料理(アイギル、サクサクなど)を食べたことがありません。パプアニューギニア独特の味付けも、わからないです。「すごく薄味なので、塩を持参した方が良い」と聞いたことがあります。
引用元:くらして初めて知った(ど)ローカルごはん: 日本で作れる世界のレシピとお話(青年海外協力隊大阪府OB・OG会著, 編集) Amazon Kindle版)
サクサクについては、地元の青年海外協力隊大阪府OBOG会が最近出版した、日本で作れる世界のレシピ本に載っています。ポポンデッタで活動していた2019年度1次隊の山縣JVが現地で食べたバナナサクサクを寄稿しました。レシピ以外にも味の説明や日本とのエピソードも載ってます。
首都で飲食店の多い順は、欧米料理、中華料理、韓国料理、インド料理の順です。マレーシアの影響が強いので、マレー系中華料理店が多いです。私の家の隣がマレーシア大使館だったこともあり、近くのレストランにはマレー系中華料理のメニューが多かったです。マレーシア大使館は住宅併設だったので、マレーシア料理っぽい匂いがしてきました。JICA事務所の近くにも、マレー系中華料理店がありました。
数は少ないですが、ベトナム料理店もあります。大黒という日本食レストランもあり、天ぷらやそばなどをたまに食べるとホッとします。
SHARE