JICA海外協力隊の世界日記

ヒマラヤの日本語教師あいじ

学校を訪問してきました

皆さん、こんにちは。
北インド・ウッタラカンド州に
日本語教育ボランティアで派遣されている武藤愛です。

先週、JICAボランティア総会があり、デリーに行ってきました。
インド各地で活動しているボランティアが
首都デリーに集まる機会はあまりないので、
今回は、その機会を利用して、私を含めて7名のJICAボランティアが
デリーの学校で日本語教育を行っている清水ボランティアの配属先、
ブルーベルズ スクール インターナショナルを訪問しました。

こちらは、8年生の授業の様子です。
カウンターパートのインド人の先生が文法解説や訳を担当し、
清水ボランティアは文字と発音を担当するという授業形態をとっていました。
お互いが不足している部分をうまく補い合って、
うまく授業が進められているとのことです。





通常授業に加えて、
私たちのような別のJICAボランティアが来るということで、
私たちと一緒に日本文化を学ぶ授業もありました。

初めて作る巻き寿司は、
「おいしいものができるように具をたくさん入れたい」という気持ちと、
「たくさん入れるとうまく巻けない」という葛藤があったようですが、
ボランティアにアドバイスをもらいながら、
一生懸命巻いているのがとても印象的でした。

インドはベジタリアンがとても多いので、
中身はパニール(インドのカッテージチーズ)ときゅうりと人参、
そこにマヨネーズというサラダ巻きのようなものを作り、
醤油でいただきました。

日本人には少し不思議なお寿司かもしれませんが、
インドの文化に合わせたお寿司、とても美味しかったです。
子供たちも喜んでいました。



9年生のクラスでは、切り紙のお手伝いをしました。
普段、折って使う「折り紙」を切って使うというのは子供たちにとって、
斬新なようでした。

切っている最中は、無口で真剣そのものの学生も、
作品を広げると上手にできたのが嬉しかったようで、
笑顔が溢れていました。

普段は大学生に向けて日本語教育を行っている私ですが、
子供と日本語や日本文化を一緒に学ぶのはとても新鮮で楽しかったです。
他の職種のボランティアも、積極的に交流していて、
子供たちにとっても思い出が増えたのではないかと思います。
また機会を作って色々なボランティアのところに行ってみたいと思います。

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