2017/08/22 Tue
活動
書道講習会をしました
![](https://world-diary.jica.go.jp/mutoai/IMG_1222-2.jpg)
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ナマステ~。
北インド、デラドゥンのドゥーン大学に日本語教育のため
JICAボランティアとして派遣されている武藤愛です。
先日、日本語学科2年生の希望者を対象に、
書道講習会を行いました。
ドゥーン大学には、
企業からの寄付で15セットの書道セットがありますが、
今回は希望者が15人以上だったので、
希望者を2つのグループに分け、
1時間の講習会を2回行いました。
今まで私が行ってきた書道講習会は、
「とめ」「はね」「はらい」などの基本を
しっかりと教えた上で、文字の練習をするというものでしたが、
今回は少し講習会のやり方を変えてみました。
基礎をしっかり学ぶことは大切ですが、
外国では、書道を継続して学ぶことは非常に難しく、
今回の書道も、学生にとっては「書」というより、
「経験」としての位置づけが大きくなるため、
「文字を書く」ということに重点を置きました。
最初の25分程度で
道具の名前・椅子の座り方・筆の持ち方、基本的な筆法を教え、
その後は、ゆっくりと文字を練習する時間にしました。
![](https://world-diary.jica.go.jp/mutoai/20180822-3.jpg)
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自由に文字を書いてもいいと言ったのですが、
書道が初めてということもあったのか、
お手本を見て書きたいという学生が多かったです。
![](https://world-diary.jica.go.jp/mutoai/4.jpg)
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お手本の中で人気だった文字は、
「愛」「友」「金」ですが、
「平成」や「書法」、「書道」など書いている学生もいました。
書道が終ってからは、
片付けを積極的に手伝ってくれる学生も多かったです。
学生からは、
(書道は)初めてでとても難しかったが、とても良い経験になった
また練習したい
などという感想も聞かれ、私自身もとても嬉しかったです。
残りの任期は半年弱と短いですが、時間を見つけて、
学生が書道を体験する機会を設けたいと思います。
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