2022/06/22 Wed
活動
#4 教材づくり
こんにちは!今日は私の活動の一つである教材づくりについて書きたいと思います。マラウイでは手に入らないものや手に入りにくいものがたくさんあります。特に任地で手に入れられるものは限られています。印刷も遠くの町へ行かなければできませんし、質もあまりよくありません。なので、教材をつくるにあたって色々と工夫したり、妥協したりしています。
一番最初の写真は言語聴覚士のマストアイテムともいうべき絵カードです。データで絵カードのひな型はありますが、マラウイの生活の中にある身近な単語を使用したかったのと、写真を印刷する手間と印刷の質を考えて、全部自分で書いてみました!一点ものです^^
ラミネーターもないので(首都には売ってますが高い、、、)セロテープで保護しています!
2枚目の写真は歯列の模型です。これはトイレットペーパーを水に溶かして片栗粉を混ぜた粘土で作りました。模型の下にある赤い布は舌を模しています。これを使って視覚的に構音点(子音を発音するときの舌の位置)を示すことができます。トイレットペーパー粘土は新聞紙でもできるみたいです。粘土の代わりに試してみてはいかがでしょう^^
3枚目の写真はパネルシアターという人形劇の道具です。もともとはフランネルグラフと呼ばれ、ネル生地と和紙で作られていたようです。現在は専用のパネルやペーパーが販売されています。マラウイにはもちろんないので、毛布と画用紙にやすりをかけたものを使っています。
時間があるときはこのような教材を作っています。任地で調達できるものだけで作ろうとするといろいろと制限が出てきますが、工夫を凝らしながらの制作はとても楽しいです!
これらの教材を使っている様子も今後載せていきたいと思います!
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